日常に紛れ込む
学生時代よくバックパッカーをしていた。途上国と言われるようなところへ行って歩くのが好きだった。
なるべく現地の人と同じように歩き、同じような服を着て、同じような暮らしをして、同じような空気を吸っているような気持ちになるのが面白かった。
大学を卒業して青年海外協力隊でフィリピンに行ってもなるべく現地の人の暮らしの息遣いなどを感じながらの暮らしを意識した。
多分、そういうのが好きなんだと思う。
異国の地で暮らす人たちの視点や五感をなるべく自分の身体にも取り入れたい。
ニュージーランドに来てレンタカーをして、ずっとなんというか非日常な時間を過ごしていたが、昨日はオークランドでの面接で、車で行くよりかは公共交通機関を使う方が良さそうな状況だったので、バス移動した。(ホームステイ先の人にバスのカードを借りた。ニュージーランドは本当にキャッシュレスでたまに留学生や観光客みたいな人が一生懸命現金でジャラジャラと店先でやりとりしているのを見ると「ダサい」なぁって感じてしまうほど、人々の暮らしはキャッシュレスになっている。WISEを登録してデビットカードを持ってきて本当に良かった。僕のここでの財布は薄っぺらい。)
僕が乗ったバスはエクスプレス(?)なのか、渋滞している高速道路の傍をバス専用道路でスイスイと走って行った。
僕は2階の一番前の席に陣取り、都心までの約30分の乗車を最高の眺めと共に楽しんだ。
朝の早い時間だったので、通勤や通学する人たちに紛れて、僕もあたかも出勤するかのような感じで同じ空間に入れたのがなんだかとてもワクワクした。
英語もそうかもしれないけれど、こうして異国の地をプラプラとするのも昔とった杵柄というのだろうか、身体が覚えているようで、苦労無く出来る。
connecting the dotsですね。
インタビューの合間に時間があったので、オークランド市内を観光も含めてプラプラとした。
ホームステイ先の人に聞いたら、博物館をお勧めされたので、オークランド博物館に足を伸ばした。
綺麗な公園の中に佇む博物館は素敵だった。
小高い丘の上にあるので、そこからの眺めも素晴らしかった。
気持ち良い秋晴れ(日本と季節が逆)で、そこにいるだけでただただ気持ち良かった。
全部歩きで移動して、オークランドの街の空気をたくさん吸い込んだ。
歩くと色々なものが見えたり、感じれたりしますね。
知らない町を歩くの好きです。
オークランドでは電動スクーターに乗っている人をよく見かけました。
個人の持ち物なのかなぁ、どうなんだろう?と思って帰宅後ステイ先の人に聞いたら、ある団体が活動の一環として取り組んでいるものらしくて、アプリで登録して支払いすると、好きなところで乗って好きなところで乗り捨てれるらしい。
気持ち良さそうに電動スクーターで移動している人を見ると、次はちょっと挑戦してみるのも良いなぁと思ったり。
こちらでの暮らしのルーティンもなんとなく出来てきました。
お昼にその日食べたいものを何か一つ食たべる。(国際色が本当に豊かで色々な国の食べ物が食べられる。今度はメキシカンとインド料理を食べたいと思ってる。)
そしておやつに美味しそうなアイスクリームとの出会いがあったら食べる。
日本と比べると物価の高さを感じますが、アイスクリームは日本とそんなに変わらない価格なので手が出やすいです。
この写真のアイスは3.5ドル(300円くらい?)でした。
あぁ、早く家族でニュージーランドライフを楽しみたい!
良い国です!