出会い
良い出会いって何だろう?
どうやったら良い出会いに恵まれるのだろう?
今はWaitomoという町に来ている。
ヒカリキノコバエの幼虫が暗闇の中で粘液を発光させて虫を誘き寄せて捕食するのだが、それがここWaitomoにある鍾乳洞に生息していて、そこの組み合わせてにより観光資源となっている。粘液は2cm~4cmになりそれがルシフェリンにより発光し、それが青白く光る。
観光業界にいた妹のお勧めで訪れてみた町(日本へ帰国する為にオークランド空港に向かう道中だったので立ち寄ってみた。)だが、その洞窟探検で国内外からツーリストがたくさん集まっていた。
僕は、兼ねてより興味のあったBBH(Budget Backpacker Hostelsの略)への宿泊を兼ねて訪れている。
今回の旅は初めてのニュージーランド上陸だったので、なるべくニュージーランド人と交流して色々なお話を聞けたらなと思って努めてホームステイしていたが、こちらに移住してきたらこういったBBHを利用して国内旅行も楽しそうだ!と下見を兼ねて利用してみることにした。幸いなことにWaitomoの町にとても評判の良いBBHがありドミトリーで泊まることが出来た。(今回は僕1人だったのでドミトリーを選択したが、ファミリー用の部屋があったり、キャンプサイトがあったりととても素敵だ。共同のキッチンやリビングがあったり、プールやテニスコートがあったりもする。ちなみに僕が今回利用しているドミトリーは30ドルで昼食の外食費を20ドル上限に設定している僕としてはリーズナブルに感じる。)
ドミトリーの管理人の人に無料でヒカリキノコバエの幼虫がいる洞窟を教えてもらったりして、そんなところを散策したりした。昼間は散策、夜に再度訪れて幼虫が発光している様子を見ることも出来た。想像していたよりもたくさんの数が発光していたので、天然のイルミネーションの様だった。
ツアーもたくさん林立していたが、さすがに1人でツアーに参加する気にはならず、家族と一緒にもしかしたら参加することにしようと思う。大きな浮き輪に乗って洞窟を探検するというのが人気のアクティビティの様だ!
ちょっと時間があったので、あたりをブラブラとしていたらダチョウ農園が目についた。
ダチョウ見たいなぁと思って何となしに立ち入ってみたら、毎日農場ツアーをしている(6ドル)というのでそのツアーに参加してみた。ダチョウだけでなく、ミニチュアの牛がいたり、ポニーがいたり、ミューがいたり、アルパカがいたり、羊がいたり・・・と動物王国の様な感じ。
それを夫婦2人で切り盛りしているのだとか。
隣町でお土産物の店員さんをしていたアンさんはこのままお婆ちゃんの店員さんになるのは嫌だ!と現在の場所に25年前に土地を買って家を建てて、B&Bを始めて、少しずつ農場を開拓していったのだそう。今では広大な土地に何個も放牧場を作っては自分の好きな動物たちと仲良く暮らしている。
色々な生き方があるんだなぁと思わずとても嬉しい出会いになりました。