日々の暮らし,  ニュージーランド

食べ物

ニュージーランドに来るまでに結構ベールに包まれていたのが食べ物だった。
「家族で外国に暮らす」と決めた時に「じゃあどこ?」という風になったのだが、菜生ちゃんは割りと「食べ物が美味しいところが良い!タイとか」や「温暖な気候が良い!ハワイとか」というようなシンプルに本質的なところをついてきたりした。

色々あった候補の中から最終的に「ニュージーランド」という国に落ち着いた訳だが、ネットで調べれば調べるほど「イギリス領であったから食事が結構残念」「おコメを作っていない」「キャベツ1玉600円」なんて投稿・前知識もよく目にしていた。

田んぼを所有し自分たちの食べる分のおコメは自分たちで作って食べよう!とやっていた我が家(僕のこだわり?)だったので、おコメが身近に無い生活を想像してドキドキしたり、「イギリスのご飯は美味しくない」という情報に触れては薄暗い気持ちになったり、「野菜がめちゃ高い」という情報に接してはガクガク震えていたりした。

実際着いて暮らしてみてどうかというと、そんなに困ることは無い。
おコメは色々なところから輸入されてお店には陳列されているし、旬の野菜は安くで売られているし、世界中から人々が移民として移住しているので世界中の料理にも簡単にアクセス出来る。

アボカドが1個75セント(約70円)

僕はアボカドが好きだから(ケニアで沢山食べてお世話になった。)アボカドが身近にある暮らしはとても気に入っている。

豚100g70円くらい

お肉も豚・鳥・牛・羊とバラエティがあり、部位とかも色々で面白い。日本の様な薄切り肉は(噂通り)売っていないが、ステーキ肉とかミンチとかを日本にいるときと比べると気軽に購入して調理している。僕はニュージーランドに来て久しぶりに牛肉を食べている。そして美味しいと思う!

広々とした環境で飼育されている

お肉を食べていても、「あぁ、あんな感じで広々とした飼育環境で育った牛(羊・豚)なのかなぁ」と想像が広がる。

ラムチョップ

まだ自分たちで調理していないが、ご飯に招待されるとラムチョップを食べさせてくれることがある。ラムは日本ではあまり一般的では無いが、こちらではよくお目にかかる。我が家もオーブンが故障していたのが直ったので、オーブン料理にチャレンジしてみたい。

町にあるアジアンショップ


息子は日本食を恋しがるので、それもたまにアジアンショップに行って、ふりかけなんかを買ったりもする。
先日、日本から友人が来てくれた際に日本食の差し入れをしてくれたが、息子は涙が出るくらい喜んで梅干しを食べていた!笑
菜生ちゃんが合流したら現地のプラムを使って梅干しを作ってくれると言っているので、それも楽しみである。

そうそう、チーズやパンを食べる機会が増えた。
我が家(夫婦)は日本にいるときからチーズが大好きだったので、チーズのバリエーションがあること、美味しいことというのは嬉しいことだ。
先日スーパーで安売りしていたチーズを何気なく購入して食べたら息子が「このチーズ今まで食べた中で一番美味しい!」と太鼓判を押していた。
「安い、旨い、ボリューミー」という三拍子揃った食材、食事と出会うと僕はとても嬉しい気持ちになる。

思いがけず父子の暮らしが長引いて(今日で42日目)、食事も男料理ですが、毎日野菜スープを用意し、パンやパスタなんかも駆使してなんとか今のところみんな体調を崩すこともなく元気にやっています。
おコメは今はオーストラリア産のものにタイのジャスミンライスを混ぜて食べています。

誰かが調子を崩してしまうだけで一気に暮らしが大変になってしまいますものね。

これからも気をつけて無理せずにやっていきたいと思います。

フィリピン料理シシグ

息子のお気に入りにランクインしたシシグ。またフィリピン料理を作りたいと思っています。

外食は高いので一般的ではありませんが、たまに出先とかでお昼を外で食べたりします。
ハンバーガーを食べることが多いです。パテの味が濃厚で美味しいです。
昨日はクムラ(サツマイモ)のチップス(ポテトフライ)があったので注文したらこちらもとても美味しかったです。
外食はもっぱらグーグル先生に訪ねてオススメのところへ行っています。
便利な世の中です。

マオリ伝統料理のハンギ

ハンギもこの前初めてナイトマーケットで購入して食べましたが、趣深い味で美味しかったです。

食べることは分かりやすくて良いですね。
そんなこんなで当初怯えていたほどのことはなく、楽しく過ごしています。

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