
あまり良く分かっていなかった② 医療編
あまり詳しく分からずに「えい!」と飛び込んでからだんだん分かってくることがある。
前回は食べ物編でしたが、今回は医療編です。
日本にいるときに友人に「子どもが病気したときはどんな感じなの?いうても子どもって色々病気とかしたりするじゃん?」と尋ねられた時に口がモゴモゴとしてしまったのを覚えています。
インターネットで検索して、「まずは地域のホームドクター(GP:General Practitioner。日本のかかりつけ医みたいな存在。)を受診して、そこから必要に応じて専門医に紹介してもらい、専門の病院を受診する。GPは有料だが、病院は無料。」なんて記述はよく目にしていたが、「なんのこっちゃ?あまりよく分からない。」っていうのが本当のところで、「でも、ニュージーランドの人たちはそれで暮らしているのだし、ワークビザで入国して暮らしている人もたくさんいるし、大丈夫だろう。」っていう感じでやってきた。
まぁ、それでも今のところラッキーなことに僕たち3人ともみんな元気で、病気せずにやってこれているが、いつかは風邪をひいたりしてしまうこともあるかもしれない。ちょっとずつリサーチしなくちゃなぁ。保険とかみんなどうしてるんだろう?みたいなことは最近の関心事でした。
泰ちゃんが数日前から「歯が痛い。」と言い出したので、ドキッとして、色々と歯医者の事を聞いたり、ついでに医療保険のことについて周りの人に尋ねたりするようになりました。
そこで段々と分かってきたのが、周りのニュージーランドの友人も「ニュージーランドの社会保障制度は良くて特に医療保険には入ってないよ。」(2人の男の子を育てた僕が敬愛する夫婦)、「全然今まで入って無かったけれど、入ろうかどうか今ちょうど検討中。」(3人の男の子を育てている同僚の先生)、という話を聞いたり、特別に民間の医療保険に入っている家庭は少ないのかな?という印象。まだサンプルは2つで少ないですが、頼りにしている2家庭の話なのですっかりその気になっている僕。
とりあえず、今は春休みでお出かけ中だが、帰宅したら色々とGPのことについて尋ねてみようと思う。
そして色々と調べる中で分かってきたのが(今更感がありますが。)、
13歳以下はドクター診療無料
・GPでの診察代
・ドクターから処方された薬代
・緊急時の時間外診療
が無料。
17歳以下は歯科診療が無料
・定期検診
・クリーニング
・虫歯予防
・歯の詰物、抜歯
が無料。
らしいです。
「New Zealand Government ~Free health checks for children~」
息子が「歯が痛い!」って言っただけでドキッとしてしまった僕ですが、このサイトに辿り着いてちょっとホッとしている僕がいます。(反省)
息子の歯痛はでもどうやら冷たい水を飲んだときだけに感じる神経過敏だったようで、様子をみていたら段々と改善してきています。
その他にも息子が「歯の矯正がしたい!」と言ったりしているので、今は歯の矯正についても友人たちに聞き取りなどをして情報を集めているところです。
日本では、年金、介護、健康保険等窓口が別々だが、ニュージーランドは社会保障の財源を国が持っているのが大きな違いの様です(消費税15%、所得税最高税率39%などにより拠出)。なんだかシンプルで分かりやすい。
ワークビザ有り難い!
そして今、永住権(SMC)の申請中であるが、その申請が通り、かつ1年間ニュージーランドでの居住が認められると子ども手当なども政府から支給される予定だ。
我が家は子どもが4人いるので子ども手当が支給されるのはとても有り難い!
(世帯収入にもよるのだが、ザッと計算したら1週間に約5万円ほどの計算になった。)
そしてなんだかニュージーランドに迎え入れてもらえている気がして嬉しい気持ちが湧いてきそうな気がする。
とりあえず永住権が認可されるように願うとともに、1年間しっかりと元気にニュージーランドで暮らしていきたいと思う。
好奇心がどんどん湧いてきて、色々な人に色々な事を尋ねたい気持ちで、また新しい気持ちで生活出来ているように思う。
子どもたちは子どもたちで新しい環境で刺激も多いだろうが、大人も大人で新しい環境で刺激や学びが多い。

