日々の暮らし

雑記 ~ダウン症の娘と共に歩みたい道~

週末
妻子寝静まる夜
ふと、「ダウン症 ブログ」と検索してみる
そういえば楓ちゃんが生まれた時にもよく菜生ちゃんが検索しては「こんなブログがあった。」「心室中隔欠損のダウン症の子が・・・」「心臓の手術をした子が・・・」とか似たような境遇の子の(家庭の)様子のブログを読んではその内容を夫婦で共有したりもした。

改めて検索してみると、ダウン症の赤ちゃんを授かって、その戸惑いだったり苦悩をブログ等で吐露しているお母さんたちの様子を窺い知る。
(ブログ等で発信はしていないが思い悩んでいる保護者さん達はその数よりはるかに多くいることと想像する。)

僕も、3年10か月前の僕に「大丈夫だよ。3年10か月後にはこんなに家族で楽しい時間を過ごしているから。」と伝えてあげたい気持ちと同様に、今、ダウン症の赤ちゃんを授かり戸惑っている保護者さんにちょっとでもホッとしてもらえたり前を向いてもらえたらという気持ちは強い。

ダウン症と一言でいっても個人差は大きく、スクスクと育っている楓ちゃんはラッキーな部類かもしれない。

インターネットで検索すると「出生前診断」を中心にダウン症に関して、僕が目にして残念に思う主張をしているサイトも目にする。

その様なダウン症にまつわる記事を読んで、ダウン症だろうがそうでなかろうが、1人ひとりが楽しく豊かに暮らせる社会をやっぱり目指していかないといけないな。そんな安心できる社会でないとやっぱりちょっと息苦しいなと思ってしまう。
(「障害」のある人に対して寛容な社会は、「障害」のない人に対しても寛容であるはず。そもそも「障害」とは社会が作っている障害であると思う。)

変に記事を読んで頭が冴えてしまい、上手に眠れなくなってしまった深夜1時30分。

こっそり、ひっそりとブログを綴ってますが、もっと何か出来ることはあるかもしれないと思ったりします。
アイスランドでは多くの妊婦さんが出生前診断を行い、ダウン症の疑いのある胎児の中絶率がほぼ100%というNHKの番組を観ました。
社会がどのように舵をきっていくのか、「キレイゴト」だけで社会は成り立たないのかもしれませんが、「キレイゴト」目指していく努力はしていきたいなと思います。

アメリカでダウン症の堕胎禁止へ アイスランドではほぼ100%が堕胎
https://the-liberty.com/article.php?item_id=14393

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