日々の暮らし

選手権 ~何かに打ち込むということ~

余談かもしれないが、正月楓ちゃんと2人でサッカー高校選手権の観戦に行った。
鳥取代表の鳥取北の応援。2回戦を勝ち抜いて3回戦目ベスト8をかけた奈良の一条高校との試合。
鳥取北は鳥取では他の追随を許さない選手権出場常連校だが、全国の舞台では1回戦・2回戦で姿を消すのが常であった。正月に帰省する度に応援に行きたいと思っていたが、タイミングが合わないという年が続いていたが今年やっと行くことが出来た。
結果は3-0と快勝!
僕も生の選手権に触れるのはもしかしたら高校生ぶりだったかもしれない。
(高校でサッカー部の顧問をしていた時に選手権登録目前というところまではいったが。)
グラウンドで奮闘する選手たちはもちろんだが、スタンドで応援する控えの選手たちや保護者たち、大会運営をボランティアという形で支えるどこかの高校サッカー部の姿も印象的だった。

何かに思いきり打ち込む期間というのはやっぱり良いもので、この先サッカーと離れて人生を歩む人たちがほとんどだろうが、この熱くサッカーに熱中したという経験は決して無駄にはならない良い時間であると感じた。
仲間のゴールに喜び、勝利に目を潤ませる仲間たちサポーターの保護者たち。

何か1つのゴール目指して、仲間と協力していくそのプロセスはなかなか得難い、有意義な時間である。熱ければ熱いほど、その熱量はその後の人生に作用していくかもしれない。
決勝戦で敗退した流経大柏の本田監督が言っていた。「頂からの景色が重要なのではない。頂を目指したというそのプロセスこそが重要なのだ。」と。

今年ドラフト1位で日本ハムに入団した清宮選手が言っていた「ラグビーよりも野球の方が舞台があり、たくさんの人たちと競え合えると思ったから。」サッカーにもたくさんの舞台があり、本当にたくさんの人たちが競い合って切磋琢磨している。

サッカーボール1つで色々なコミュニケーション・学びがある。

何かに熱中するということは良いことだ。
そのことで他者と語り合えるのもまた良い。

そんな熱く、楽しい日々が送れますように。

楓ちゃんとの道中。
分かっていて逆方向に走っていったり、なかなか予定通りに彼女と歩くのは難しいが、予定を未定にして彼女と道中ぶらつくと割合ストレスは少ない。

電車に乗ったり、人ごみの中、車が行きかう中、楓ちゃんも東京を闊歩するのはなかなか味わえない刺激だったかも。

マイペースに座って休憩したり、靴を脱ぎだしたり。
見回してそんなことしている人(子ども)はいないけれどまーよし。
僕たちなりに東京歩きを楽しみました。

外国人になって東京を歩いているという気持ちになったら、ま、良いかと思えたり。
忙しそうに行き交う人たちに紛れて、楽しそうにあっちへ行ったりこっちへ行ったりと歩き回っていました。

楓ちゃんと一緒だから見える景色が確実にあります。

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