日々の暮らし

にわとりをしめる

先日、泰ちゃんの幼稚園のスタッフがうちにお泊りにくるということで、家の鶏(たまごをあまり産まなくなった鶏)を捌いて鶏鍋にしていただきました。

いつも家で議論することですが、僕は「人間(生物)は他者の命を頂きながら生きていかざるを得ない」のであって、それを実感しながら(繋がりを意識しながら)なるべく生活していきたいと思ったときに、飼っている鶏を捌いて頂くことも何か1つ大事なことだと思っています。

普段自分たちが食べているもの(自分たちの体を形成するもの)がどのようなものなのかを意識しながらありたいものです。

「かわいそう」と反対する息子ですが、いざ捌くとなると、興味を持ってついてきて、その作業を一緒に行っていました。

羽根をむしりながら、手羽のところが見えた時に、「あ、この部分見たことある!これがここに、あー」なんて言いながら観察していました。
首を切って血が流れているところを見て、「ニワトリさんの血って少ないのかなぁ?」なんて疑問を漏らしていました。
お腹から出てきた卵の元を見て、「まだまだたくさんたまごあるじゃん。まだ産んだんじゃない?」なんて言っていたり。

その後、僕と図鑑やインターネットなんかを見ながら、鶏の体内血液量について調べたり、卵の出来る過程を見てみたりしました。

「かわいそう」っていう気持ちも本当だし、「命を頂いて自分が生かされる」というのも本当だと思うし、その狭間の中でどのようにバランスをとって生きていくかというのをしっかり考えて生きていきたいものです。

都市の生活はそれがあまりにも見えにくくなっていて、だからこそ命に対して、自然に対して無責任になっていってしまうのだと僕は思っています。

ま、そんな風に書いてはみるものの、日々の食事が美味しく豊かであったら毎日が楽しいと思うわけであります。

美味しい水・空気・コメ・野菜・肉・卵・魚・果物・・・
結局人間も自然界に生きる生き物ですから。

目に見える素材には安心感があります。
都会は都会で面白いですけどね。

鶏鍋美味しくいただきました。

今週は楓ちゃんは耳鼻科にかかり、寝ているときにどれくらい無呼吸になっているかの検査でした。
検査キットを自宅に持ち帰り2晩このような機器を取り付けて寝ました。
嫌がりはしたものの、無事にデータを取ることが出来ました。
1時間に50回無呼吸になっていると重症とのことで、10回以上だとアデノイド切除などの手術適用とのことですが、楓ちゃんは8回でした。1晩で2回酸素濃度が90を下回ることがあったそうです。
耳鼻科の先生もこれくらいだったら手術しなくて良いと思うし、CPAP(寝ているときの呼吸補助機)も子どもにはあまりしたことがないからなぁ・・・とのことでした。
また25日に心臓の先生と検査の結果を受けて相談に行く予定になっていますが、酸素適用になるかもしれませんが、手術ということにはならなそうです。
心カテの結果も正常範囲内でしたし、上気道の素因もこれでなんとなくクリアーになった気がしますし、肺の状態を気にしながら肺を助けながら(夜間酸素などで)、楓ちゃんの成長とともに、肺機能・循環機能が高まっていったら良いなと願っています。
夜間酸素
夜寝るときになるべく気道が確保出来るような姿勢で寝る
感染症などに気を付ける
などなど
日々出来ることをしながら娘の成長を見守りたいです。
ホントに医療ともしっかりバランスをとりながら付き合っていきたいです。
楓ちゃんも大きくなったら自分で考えて意見出来るようになってくるだろうし。
本人の困り感(患者主体の医療)ってとても大事だと思います。

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