日々の暮らし

貧なるが道に親しきなり

これから子どものようちえんの卒園遠足なのだが、ちょっとブログを
UAE戦
気になって早起きして観た。
最近の代表選はなんだか退屈な試合が多かったような気がするが、今回は緊張感のある、そして気持ちの伝わってくる試合で勇気をもらった。

キャプテン不在、中東のアウェー、今までの中心選手の在籍チームでの出場時間の短さ
・・・

そんな中でどのように監督が布陣を組み、戦っていくのかがとても気になっていた。

最近調子を上げてきた香川を攻撃の中心に据えつつ、在籍チームで好調の大迫・原口・久保を攻撃の布陣に組み、香川と共にインサイドハーフに抜擢された今野。

原口にしても久保にしても「やってやる」と前向きに挑戦していく姿勢がテレビ画面を通じて伝わってきたし、大迫にしても最近のクラブでの好調ぶりが感じられる堂々としたプレイ。

アウェーのあの環境で自分たちの与えられた役割をしっかりと臆せずこなしていく姿にとても頼もしさを感じた。

また、試合最後までアグレッシブに相手をチェイスする今野は僕と同級生。今野に元気をもらって今こうしてブログに向かっている。

僕のサッカー評なんて誰も興味を持って読まないかとは思うが、この気持ちを忘れないうちに自分の為に書いておく。

守備陣も吉田を中心にしっかりと集中してクリーンシート。
コンスタントに自分の持ち場(所属クラブ)で活躍している選手にはなんか観ていて安心感を感じた。

試合に出れない時期にどう自分と向き合い、時間を過ごすかというのはその人の今後の成長においては大事な時期なのかもしれないが、「今」旬な選手はやっぱり旬なんだ。

岡崎も体格が変わって、オーラも出てきたな。
プレミアリーグで優勝するってことはやっぱり奇跡のようなそんな誰もが体験できないような貴重な体験。

あぁ サッカー良いな。
久しぶりに良い代表戦だった。
監督も一安心だっただろうな。

最近は春の陽気で、冬の間に耽っていた読書も、そろそろ一段落かなぁという感じだが、今読んでいる「風の良寛(中野孝次)」がとても面白い。

何故、今良寛なのか。

書き出しからグイッと読者を引き込む。(ずっと興味を持っているテーマだからかもしれないが。)

良寛の尊敬した道元の言葉

次いでに示して云く、学道の人は先須く貧なるべし。財おほければ必ず其の志を失ふ。
(略)貧なるが道に親しきなり。

【正法眼蔵随聞記】

心のノートに記しておこう。
時代を超えて人々の心に訴えてくるものこそ美しい。
時代に耐えうる、人、モノ、思想に親しんで暮らしていきたい。

2件のコメント

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