娘に教えられること
9か月になった娘に教わることは多い。
21番目の染色体が1本多いだけで現れてくる様々な特徴。
ダウン症は結構有名な染色体異常だけれど、でもそんな染色体異常でなくても、人はそれぞれ遺伝子に支配されながら色々な特徴を持って生まれ、そして生きていく。
人は実に様々で、その多様性を認めながら生きていくということを娘から強く教わっている。
今までも割と色々なものに寛容な方であったが、増々「ま、それもありだよね。」と寛容になってきているような気がする。
そもそも、「こうじゃなきゃいけん!」ということは社会にどれくらい存在するのだろう。
ここまで「豊か」な社会になった日本も国民が感じる幸福度は国連加盟国中でも上位ではないそうだ。
その分析をしている人たちによると、1つの要因として人生の選択幅が狭いということらしい。
子どもを2人授かった今、子どもに対して思うのは自分の人生を肯定しながら楽しそうに生きて欲しいということだ。
いかに社会において自立してそのように生きていくか。
息子の時ももちろん考えていたが、娘が生まれてまた強くそのように感じ、思う。
先日同じ町内でダウン症の娘を持つ家族を招いて我が家で一緒にご飯を食べた。
僕たちと同じような年頃のお母さんだが、娘さんは中学生
お母さんが今まで切り拓いてきてくれた道を僕たちは歩かせてもらっている。
今、お母さんは娘さんの社会的自立に向けて一生懸命活動されている。
僕も彼女の仲間に入れてもらい、色々一緒に活動させてもらえたらと思っている。
子育ては親育て
息子が生まれて3年半
娘が生まれて9か月
まだまだ新米です。