2人暮らし
僕は今泰ちゃんと2人暮らししている。
2人暮らしになって2ヶ月経過。
泰ちゃんとの2人暮らしは楓ちゃんの手術のときなど経験があるけれど、それでも2ヶ月というのは最長記録更新中。(「2週間」(2015年3月より))
久しぶりに9年前の記事を自分でも読み返してみて、あの時の気持ちが蘇ってくる。(ブログは凄い!本当にこりゃあ日記だな。)
あの時は、それぞれのお母さんに助けてもらったり、近所の友だちに助けてもらったりして、なんとか3歳になったばかりの息子との時間をやり過ごしていたっけ。
あの時も、予定していた娘の退院が延びたり、先が見通せない感じだったり、今のこの状況とオーバーラップする部分がある。
人生はイレギュラーバウンドに如何に対応するかと言っている人がいたり、楓ちゃんという「マイノリティ」が見させてくれる世界の色々な側面がとても僕たちを成長させてくれたり。
あれから9年が経って、泰ちゃんは12歳に。
思春期なのか、身体の成長とともに、精神面が不安定になったり、良くわからない焦燥感に苛まれたり、色々と大変だったりするみたいですが、時に2人でどうしたら良いのか作戦会議したりして、なんとか2人のこの時間が有意義なものになったら良いなと思っています。
夫婦で2人暮らしとも、友達と2人暮らしとも、ちょっと違う息子との2人暮らし。
色々と距離感を図りながら試し試しの2ヶ月間です。
僕はアフタースクールとか週末とかなるべくアウトドアで過ごしたい気持ちがあるのですが、息子は今は学校で手一杯の様で、家でなるべくゆっくりしたい派。
それでも今週はイースターホリデー(5連休)ということで、ちょっと心の余裕があるのか、この前は友人にカヤックを借りて湖で虹鱒のジギング釣りに2人でチャレンジしました。
その数週間前に釣りの師匠にジギング釣りに連れて行ってもらい、今回は息子と2人でチャレンジ。
初めてカヤックに釣り竿を携えてチャレンジでした。
この日は風もあったりしてカヤックも流される流される。
それでも湖でカヤックするだけで気持ち良いもので、+釣りも出来て楽しい時間でした。
2時間ほどチャレンジして2人とも釣れませんでしたが、それでも経験値は上がりました。
行動すると拓ける世界がありますね。
後日釣りの師匠に会った時に、「最近はターンオーバー」と言って、湖の水が水温差で上下ひっくり返る時期らしくて、この時期はあまり虹鱒が釣れないという話も聞きました。
色々とあるんですね。(そして近々虹鱒の産卵期の様で、その風景は是非目撃したい!)
泰ちゃんはスボンびしょ濡れ。
装備とかも色々と考えさせられました。
ホリデーの4日目は同僚の先生が湖の畔に住んでいるというので遊びに行かせてもらいました。
3人の男の子のお母さん。
2番目が息子と同い年。
旦那さんが17年前に家をセルフビルドしたとのこと!
そんな面白そうな話を聞いたら、是非行ってみたい!ということで、お家に伺ってきました。
屋根にはソーラーパネルがあったり、薪ストーブの熱を利用してボイラーのお湯をこしらえていたり。
なんだか趣味嗜好が合う感じの夫婦でした。
たっぷりお茶しながら僕はお話をしたり、泰ちゃんは外で子どもたち同士で遊んだり、一緒に裏山を散策したり、湖に連れて行ってもらったり。
お昼前にはお暇しようと思っていたのですが、すっかりお昼ご飯までご馳走になってしまいました。
大屋の時も思っていたけれど、やっぱり田舎暮らしは面白いんだよなぁと彼らの暮らしぶりを感じて改めて思いました。
誰かのお家にお邪魔すると、よりその人の人となりが感じれて、夫婦の感じ、親子関係、暮らしぶりなどなど、とても楽しい時間でした。
イギリス出身の彼女。旦那さんはニュージーランド人だけれど、両親がイギリス人ということで2つのパスポートを持っているとのこと。
イギリスとニュージーと住むんだったら・・・みたいな話も、自分たちのケースに置き換えてみながら考えたりして、本当に楽しかった。
それにしても、泰ちゃんも英語に慣れてきたのを感じるけれど、自分自身もだいぶ英語に慣れてきたなと感じます。
イスラエルやフィリピンでそれぞれ半年、2年間と暮らした経験はあれども、言ってもイスラエルはヘブライ語、フィリピンはフィリピノ語が母語で、英語が母語の国に住むのは小学校の時に暮らしたカナダぶり。
英語を喋れるようになりたかったら、英語圏の国に暮らしてしまうのが1番だなぁと感じ入ります。
こちらにきて、色々な人との人生の交錯が面白くて仕方ありません。
本当に早く家族合流出来たらなぁと思います。
明後日の水曜日にビザアドバイザーの人とスカイプ会議です。
色々と向かい風を感じますが、どうこの風と向き合うかだなと最近はそう思っています。