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麹菌とわたし(どぶろくを作ったら里心がつきました。)

智頭にいたころの土と共にある暮らしと比べると、こちらでの暮らしはなんとなく地に足が着いていないというか、先生をしながらお金をもらってそのお金を使ってものを買ってという、なんだかとても表層的な即物的なフワフワとした感覚で暮らしていたように思います。

菜生ちゃんと娘たちが合流して、家族が一緒に暮らすようになって、日々の食事も何だか手が込んだものになってきて、やっとなんとなく暮らしに手応えであったり、豊かさを感じるようになってきました。
菜生ちゃん達がこちらに来る時に持ってくる荷物でお願いしたものの1つに蒸籠(せいろ)があります。
こちらではおコメは作っていませんが、どぶろくを作りたいと思ったからです。
智頭にいるときには自給的な暮らしをしており、近所の人達や友人・知人との物々交換が楽しかったものですが、こちらに来てからは僕たちが提供できるものがあまりありませんでした。
でもちょっとずつ色々なものを生産・加工していけたら良いなぁと思っています。

食べること、日々の暮らしが好きなんだと思います。

これは今朝仕込んだ第2弾。
ジャスミンライスで醸したらどんな味になるだろう?
とちょっとした好奇心でトライしています。
こちらでは簡単にジャスミンライスが手に入ります。(タイ人も多いですから。)
第1弾はオーストラリア産の短粒米です。
第1弾の酒母を使っているので発酵もスムーズです。
菌の力って面白いですね。

ニュージーランドは自家用の醸造と蒸留が合法な国の様です。
自家醸造酒で友人と乾杯するのって面白いですよね。
(それぞれ家庭の工夫があったり家庭の味があったり。)
そんな友人達とも早く繋がりたいのでまずは自分から始めてみて、そんな繋がりの輪を広げていきたいなと思っています。

白ワインのラベル気に入ったやつを購入しては飲んでボトルキープしていた最近。
「Matua」は学校などで男性の先生の敬称として使われたり、お爺さんなどの年配の方に向けた敬称だったり、意味としては保護者とか擁護者とかそういった意味があるそうです。
近所の湖に流れ入る湧き水を汲んで。

この前の休暇にネルソンにて訪れた友人宅(友人の友人は友人)にてご馳走になったどぶろくを蒸留して作った米焼酎の味が忘れられずに、第2弾で仕込んでいるどぶろくは米焼酎作りにチャレンジしたいなと思っています。
こちらはビールやワインは割と身近にありますが、日本酒や焼酎や泡盛など日本のお酒はレアですし、度数の高いお酒も値段が高い気がします。
なので果実酒も縁遠くなっていたのですが、焼酎が出来たら果実酒を作りたいなと思います。

こちらは水仙が咲いてきて春の訪れを感じます。
朝晩もそんなに冷え込まなくなってきました。
9月に入って急に春を感じる今日このごろです。

なんだかどぶろくを作って智頭での日々のことを思い出しました。
おコメが身近にある暮らし懐かしいな。
そろそろ稲刈りの季節でしょうか。

智頭の製材所、木材が身近にある暮らしが恋しいな
日本の魚が恋しいな
山菜摘み恋しいな

どぶろくを作ったら少し里心がつきました。

2件のコメント

  • hibinokurashi

    じいじ

    いつも陰に陽に応援をどうもありがとうございます。
    本当にみんなで一緒に暮らせているその1点で大きな幸せを感じています。
    みんなで仲良くやっていきます!

    今は腰痛予防で毎朝腰の体操をしています!

  • ジイジ

    今日、いつも見る「見てね」を見てから、何気なくこのページをクリックしたら
    何とブログが再開していた‼

    家族が合流した時、楓ちゃんの学生ビザが出た時、そして家族全員の永住権が出た時のこと。
    今考えても本当に奇跡のようで、その時の皆の思いが伝わってきて今更ながら涙が出ました。

    本当によかったねー。楓ちゃんが学校にうまく溶け込めて楽しそうなのも本当によかった。
    これからのニュージーランドでの生活、ゆっくり楽しんで暮らしてください。

    腰の痛いのは、他人事とは思えません。早く良くなっていつもの元気な洋介お父さんになってください。
    菜生の弁当は、本当にすごい、頑張っているね。

    けんかをしないで仲良く暮らしてください。

    ジイジ

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