日々の暮らし

シェアハウス暮らし

4月に僕が帰国してから「こそだち舎(NPO)」が管理運営するシェアハウスに住んでいます。
我が家の他に1家庭(母子)既に住んでいて、5月からもう1家庭加わり、今は3家庭で暮らしています。
最大5家庭が利用できる設計なので、3家庭でも割りとゆったりと楽しく暮らしています。
家に帰るとお母さんが3人、お父さんが2人、子どもが6〜7人いて、ようちえん帰りに友達が遊びに来ていたりすると子どもが10人くらいいるときもあって、小さなようちえんみたいになっています。
それでも一緒にご飯食べたり、お風呂入ったり、遊んだり、散歩したり、大家族で楽しいです。
アフリカの民族でみんな子ども達がいっしょくたになって大きくなるバンドのようなものをイメージしながら暮らしています。
ようちえんの送迎を順番こでしたり、放課後見てもらったり、と子ども達も大人たちも楽しんでいます。

暮らし始めのときは、家の掃除だったり、家周りの掃除だったり、気になるところを取り組んで来ましたが、なんとなく最近落ち着いてきました。
暮らしを整えていくことがきっと好きなんだと思います。
建具の建て付けを直したり、薪ストーブを修理したり、駐車場の段差を軽減させる作業をしたり、水たまりをなんとか砕石をまいて軽減させたり、腐った柱を取り替えたり・・・。誰に言われなくてもついついやってしまうことなんだと思います。

雨がかかって根本が腐ってしまった柱
ホームセンターでスギの角材を買ってきて替えました

近所の大工さんに対処方法をアドバイスしてもらい、根本を継ぐのではなくて、柱をまるごと交換こすることにしました。車用のジャッキでちょっと持ち上げながら柱を取り替えました。

防腐剤

ついでに野ちゃんと一緒に根本に防腐剤を塗って回りました。
野ちゃんが意外と興味をもって雨のあたりそうな柱の根元を全部防腐剤を塗って回ってくれました。

ニワトリさんもこちらに一緒に引っ越してきて日中は広い庭でのびのびとくらしていて、幸せそうです。
同居人の子どもにも大人気で、みんなから愛されています。

泰ちゃんが「シェアハウスで暮らすのって珍しいよね?」と聞いてきましたが、とても珍しいことだと思います。
今ちょっと調べてみたら全国に約5000棟、部屋数が約5万6000室(2019年時点)あるそうです(主に東京、大阪)。
12万人くらいが日本でシェアハウスに住んでいるとざっくりと仮定すると、日本では1000人に1人くらいの割合でシェアハウスに暮らしていることになるのでしょうか。

なかなか珍しい体験をさせてもらっています。
そしてそんな珍しい体験も楽しく過ごすことが出来ている子ども達に頼もしさを感じています。
どこでも楽しく暮らす力があれば生きやすい人生だろうなと思います。