日々の暮らし,  ニュージーランド

あいさつのある地域

ロトルアでの暮らしがスタートして無事に10日間が過ぎました。

入国して3日目から子どもたちが学校に通い始め、6日目から僕もその同じ学校での仕事が始まり、今は楽しく3人で歩いて登下校しています。(だいたい8時半前に登校・出勤して、15時に一緒に下校・退勤しています。)

その間、

・車の購入手続き(これに際してニュージーランドの運転免許証に書き換え作業、プロの翻訳家に日本の免許証の翻訳をお願いしたり、車両保険に加入したり。無事に入国1週間後に車が手元に届きました。ちょうどレンタカーを返した翌日。)

・ビザ(永住権)の申請に必要な警察証明手続き(書類をオークランドにある領事館に申請。紙ベースらしく、返信用封筒を同封して領事館へ郵送。なんだかんだ時間がかかり、まだ手元に書類が届いていない。届いたら警察署へ行って指紋を取ったりして、オークランドへ行って提出。)

・賃貸物件の探索(ホーム・エクスチェンジでしばらく滞在して様子をみるか、日本にいるときに紹介されていたちょっと小さめの家を借りるか、それともこちらで見つけた賃貸物件が良いのか、可能性について色々と検討しましたが、結局学校の近くにある小さめの家を借りることにしました。来週からそちらで寝泊まりします。)

などなど、日々の暮らしにプラスアルファですることもたくさんで、目まぐるしくも楽しく充実した時間をすごしていました。

さて、前置きが長くなりましたが、僕が今回住む家において重視したのは「学校から歩いて通える環境」です。
着いて初日から学校の校区内に家を借りて住んでおり、歩いて学校へ通っています。

泰ちゃんは毎日リップスティックで通っています。

最近ヘルメットもゲットしました。緑色の服は制服です。
子どもたちは歩いて来る子達もいれば、キックスクーター、自転車、ミニ自転車、ローラースケートなど思い思いの乗り物に乗って登校してきます。
その様子がとても楽しそうで、リラックスしていて素敵です。
日本にいるときは、楓ちゃんの学校は車で1時間程度かかる学校で、その登下校がきっと負担もあったんだろうなぁと思っています。
楓ちゃんはまだビザが認可されておらず東京ですが、楓ちゃんが合流したら4人で歩いて登下校したいと思っています。

そして、この地域には「あいさつ」が残っています。
ニュージーランドへ出発する前に智頭から東京へ引っ越してきた際、泰ちゃんがすれ違う人たちに「こんにちは、とあいさつしても変な顔で見られた」と言っていました。

あいさつのある地域と無い地域の境界線はどこらへんにあるのでしょう?
人口密度だとしたらどれくらいなのでしょうか?
僕はあいさつのある地域が好きです。
全然知らない人でも挨拶を交わす、それは山登りで行き交う人達にあいさつを交わすのと似ています。
あいさつはなんだか気持ちを嬉しくさせますね。

登下校中に子どもたちも「good morning!」とすれ違う人たちに挨拶します。
とても良い環境だなと思っています。

智頭での暮らしみたいに、土や火が近くにある暮らしを目指していけたら嬉しいなとは思っていますが、まずは学校から歩いて通えるお家での暮らしからスタートしたいと思います。

借りる家も学校の近くで見つかり、6人家族には少し小さめのお家ですが、菜生ちゃんも「小さいお家に住みたい」と言っていたのをちょっと言い訳にもしながら、コンパクトに暮らしていきたいと思います。

人がいっぱいだし、これから子どもたちはどんどん大きくなっていくので、暫定的な家になるかと思いますが、スタートするにはちょうど良いな、住む家が無事に決まって良かったなとホッとしています。

それにしても毎日良い天気!