脱穀
脱穀が終わりました。
稲木の片付けとかがまだ残っていますが、脱穀が終わり、玄米に籾擦りしてもらい、今は穀物冷蔵庫に玄米として保管しています。
新米がこうして採れるまでの1年間で我が家で消費したおコメの量はざっと270キロでした。
1年間で270キロ、平均するとひと月に22.5キロ、1日に5合食べている計算でしょうか。
(え!? 今計算してみてホント!?って思いましたが・・・。)
人にあげたり、お客さんが来ていつもよりたくさん炊いて食べたり・・・とかもあるのでもうちょっと少ないかなと思いますが、結構食べていますね。
(もちろん、パン食べたり、パスタ食べたり、外食したりとかいう日もありますから。)
今年は近所で4枚の田んぼにおコメの作付をしました。
(1反 コシヒカリ 5畝 ヒトメボレ 4畝 イセヒカリ 1畝 ヒメノモチ)
コシヒカリとヒトメボレは近所の友達と2家庭で一緒に作りました。
一緒に作ったものは折半して、今年は
コシヒカリ 170キロ
ヒトメボレ 100キロ
イセヒカリ 80キロ
ヒメノモチ 65キロ
採れました。
今年も無事に1年分十分に採れました。
良かった 良かった
来年は作付をちょっと減らして、3枚の田んぼでしたら良いかなと今のところ考えています。
1本1本植えたイセヒカリも無事に収穫までこぎつけることが出来て、80キロ採れました。
1本1本だとその米粒が持っている個性がそのまま出て、よく太るもの、あまり太らずにまばらなものなど割と全体としてはムラのある田んぼになりました。来年するならば、やはり2、3本一緒に植えたら良いのかなと感じました。
それでもこうして1本1本植えて1年間様子を観ることが出来たのは良い経験になりました。
そのイセヒカリを昨日精米して食べたのですが、思い入れがあった分やはり食べた時の感動(気持ち良さ)はひとしおでした。
二毛作というものに興味があって、二条大麦(はだか麦)のキラリモチの種を取り寄せ播いてみました。
収穫と植え付けのタイミングが合うような品種選びが大事かなと思うのですが、どうでしょうか。
麦自体、水はけの良い環境を好むということで、今回は畑と田んぼ両方に播いてみようと思っています。
日本史の教科書で「昔はコメとムギの二毛作で・・・」と文章にしたら一文だったのかもしれませんが、何かその時に僕の心に残るものもあったように思います。
1つの田んぼでコメも麦も出来たら良いじゃん!って思うわけです。
お隣のおばあさんに聞いてみても、おばあさんの息子(現56歳)が生まれる年までは田んぼに麦も播いてたと教えてくれました。
ムギをまいて、春麦を収穫して、麦わらの中にコメの苗を植えていって・・・と福岡さんや川口さんの世界観を実践していけたら面白いなと思うわけです。
最初から大きくするのはちょっと難しいので、家の裏の1畝の田んぼで実験的にやっていけたら良いなと思いますが。
どうなるでしょうか。
ムギは私たちの生活からちょっとフェードアウトしてきた感がありますが、もう少し生活に麦の存在感があっても面白いかなとも思うわけです。