狩猟

気持ちの良い時間

山に入る

それも山に詳しい人と一緒に

大人になってくると、誰かからモノを教わる時間や人から叱られる機会というのは減ってくるものかと思う

でも新しいことを知ること、学ぶことはとても気持ちの良いものだ。(自分に興味があるものだったら。)

誰かに叱られることも悪くない。(そこに愛があれば。)

昨日の午前中は、ナカオ先生とハクマさんについてバネ式の罠のかけ方を教わった。

僕の住む新田集落内のシカやイノシシの有害駆除が目的だ。

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バネ式の罠

昔はこのバネ式の罠の作り方から山に行って仕掛け方まで講習で行っていたらしい。

僕らのときは単なる座学で終わり。

とりあえず受からせて、後は各自で頑張れってスタイルなんだと思う。

さてさて、3人で新田の山に入り歩いてみる。

僕が持ち得ない視点を2人の猟師さんは持っていて

「鹿の絶対数が少ないな」

「イノシシがおらんな」

など、獣道を観察して分かるみたいだ。

雨が続いた後の、晴天の昨日だったから、もしいればきれいに足跡が残っているはずなのだが、それがないみたいだった。

山に入ってみるときれいにクマザサの葉っぱが全て食べられていた。

シカはクマザサの葉でさえ食べて冬を凌いでいたみたいだ。

僕がコタツや温泉でぬくぬくしている間に[E:dash]

僕が秋の間蒔いていた、玉ねぎ、春菊、にんにくなどが全部シカにやられていても、これだけ山のクマザサもきれいになくなっていたら、少しシカに同情した[E:weep]

とりあえず4つほど谷あいを歩き、イノシシの足跡があったところに、練習で2つほど罠を仕掛けてみた。

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獣道にぬかをまいて・・・

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お分かりになるだろうか?

毎朝チェックに行くのだけれど、ちゃんと場所を覚えておかないと、

ましてや、自分で自分の罠にかからないようにしないと[E:bearing]

「ちょっとずつ色んなことを教えてあげるけぇ」

とのナカオ先生のお言葉

ありがたい[E:shine]

ちなみに夕方見回りに行くのは匂いが残ってしまってダメらしい。

ほんとにシートン動物記のような世界でした。

2件のコメント

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