省エネモード
5月も終わりに差し掛かり、ニュージーランドの冬も段々と深まってきたように感じています。
我が家ではまだ智頭の時に仲良くさせてもらっていた直美さんのカレンダーがリビングに飾ってあり、日本のカレンダーを見ながら暮らしています。(直美さんの作品たちはこちら)
なのでかどうかは分かりませんが、未だに僕は今の月日に+6をして、日本だったら11月の末くらいかぁ、と考えながら暮らしています。身体感覚や身体記憶が日本のものがまだ色濃いのでしょうね。
日本の夏至が6月21日だから、こちらの冬至まであと1か月くらいかぁ・・・とか。
そんなこんなで、どんどんと日が短くなってきている今日このごろで、朝息子とともに家を出る7時30分ごろは、まだお陽様が登り始めの薄ら明るくなってきたときで、帰宅する(4時〜5時ごろ)はすっかりと夕日の空模様。
何をするにも、夏の頃とは異なり、自分の内から馬力が出てこないなぁと感じる昨今ですが、Geminiさんに相談するとそれは人間の生物としての自然なバイオリズムで動物として冬眠モード、省エネモードになっているからですよ、というコメントに合点が行く想いでした。
成長や成果を、暗黙のうちに求められているように感じる現在の人間社会ですが、ふと俯瞰して見てみると、周りの動植物たちはすっかりと省エネモード。
僕も無理をせずに、同様に省エネモードに切り替えたら良いんだと、馬力が出ないのは自然なことと割り切って冬を味わいたいと思いました。
そんなこんなで、金曜日もぼちぼちと作業しています。
昨日はこの夏にボーボーに伸びたブドウや藤の剪定をしたり、重い腰をエイッとあげて、ずっと懸案事項だった、ブドウ棚の制作に取り掛かり始めました。

今ある状態のものをなるべく残しつつ、不足している材料を確認し、来週その材料の調達をしたいと思います。
昨日見ていた庭師さんのYoutubeが思っていた以上に面白く、「庭師さん(ガーデナー)」良いなぁと思いました。

重い腰シリーズの2つ目は、糸紡ぎです。
「冬仕事」としてとっておいた糸紡ぎ、息子にやり方を教わりながら、夏に刈った羊毛を紡ぎながら、帽子作りにチャレンジしたいと思います。
近所で立ち上がった編み物クラブですが、1度きりで足が遠のいていましたが、参加者(娘)のお母さんと最近ばったりと近所で再会し(不動産屋さんでお世話になった人)、改めて声をかけてくれたので、また行ってみようという気持ちになりました。
「成長」やら「成果」という単語には蓋をして、ゆっくりと糸を紡いだり、帽子を編んだり、読書や映画鑑賞をしたりと、省エネモードでこの冬を過ごしたいなと思いました。

【おまけ】
冬の夜長にと手に取った星野道夫さんの「旅をする木」。
何気なくカバーを開いてみたら婦人の直子さんのサイン。
13年前の今頃、鳥取に来られた直子さんに会いに行った時にいただいたサイン。
当時県立の農林高校で講師をしていた僕。
本当は直子さんのお話会に行きたいと思っていたのが、知らない内に日程変更になっていて、行った日にはお話会は終わっており、でも運良く直子さんがおられてお話が出来た。
そんな大好きな機会の日程変更とか、かつては自然とそんな情報も耳に入って来るような環境だったのが、その当時はそういった環境に自分の身を置けていなかった。
それが凄いショックだったのを覚えている。
運良く直子さんとはお会いできたものの、そういう情報が自然と自分の耳に入ってこない環境というものに、自分に違和感を感じ、それが悲しくて、残念で。
このまんまじゃいけない気がする、って強く思ったそんな日だったのをそのサインを見て思い出した。
あれが13年前の事か。
確か、その翌年に転職して、そして今に繋がっているかと思うと、あの時のあの日は実は大きな日だったようにも思えて、そんな感覚を思い出させてくれた直子さんの直筆サイン。
思い出せて良かった。

「表現」(2013年5月27日)
2件のコメント
洋介
Hironoriさん
いつも反応ありがとうございます。
本当に良いメッセージですね。
僕の心にも染みました。
僕は田舎暮らしを通じて心惹かれる場面と出会うことが多いです。
田舎暮らし、日々の暮らし、大切に大切にしていきたいです。
再会を楽しみにしています。
Hironori
星野道夫さんの以下のメッセージを座右の銘にしています。
短い一生で
心魅かれることに
多くは出合わない
もし見つけたら
大切に…大切に…
だんだんと自分がどのようなことに心魅かれるのか見えてきた中で、自分の感覚に素直に生きていくことの大切さを改めて思い出させていただきました♬