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もっと好きなように暮らしたら良いんだ

1週間ごとに動物たちを新しいパドックへ移動させている。

牛たちのお尻も綺麗になって、効果が実感出来てきている。

菜生ちゃん曰く

「子どもも動物も野菜も果樹も暮らしも、全て手をかけた分だけ成果が見えるよね。」

とのこと。

やればやった分だけ。

何をやっていても、一生懸命やろうと思うと「あれも これも」と色々とやることは増えてくる。

昨日は牛を新しいパドックへ移動させるのと同時に大きくなったカモガヤの株も草刈り機で刈っていた。

刈りながら思った。

智頭で住んでいたお家にも牛小屋があったなぁ、と。

そう、ほんの40年50年前の智頭でもその辺で牛を飼っていた。

大事な農作業のパートナーとして、家の一番良い場所、南側の日当たりの良いところをあてがわれていた。

昔の人は草を刈って牛に与えていたのだろう。

冬場なんて雪が積もるから、一冬分の牛のエサを確保するのも大変だ。

昨日正味30分ほど草刈りして、「あぁ、ちょっと腕や肩がだるいなぁ」なんて思っていたけれど、昔の人は鎌で全ての作業をしていたんだろうと思うと、やっぱり昔の人は凄い。

カモガヤは牛に好まれないけれど、強いので、他の草が減って食べ物が少なくなってきたときのバックアッパーとして重宝されるものらしい。

でも放っておくと大きくなったり、他の草より優勢になっていくので、刈ってやると良いのだろうと思う。

牛も刈ってやると、食べる。

牛の為に刈ってあげると、昔の人もこんな感じで牛のことを思いながら草を刈っていたのかなぁなんて思う。

動物を飼っていると、他の動物を飼っている友人、同僚と動物の話が出来る。

かつて農場を営んでいた学校の同僚とお話すると、その人は牛たちを1日に2回パドックを移動させていたみたい。40個のパドックがあったと言っていた。
数百ヘクタールで数百頭の牛を飼っていたと話を以前聞いたことがある。具体的な数字は忘れてしまったが。

色々なやり方がもちろんあるんだろうけれど、ただ何となく動物が放牧されている様に見える景色も、人々がせっせと牛を移動させていたりするんだと思うと興味深い。

突然の雨で川が増水して牛が流されてしまった話や、発酵が進む草を食べて胃が膨張して獣医さんに来てもらって手術してもらった話や、色々な動物話には事欠かないみたいで、色々と聞かせてもらう。

質問力ってあるなって思っていて、どんな質問するかで、その人から色々な話が聞けて面白い。

今の僕は語学力がボトルネックになっているなと感じていて、そこを強化することが一番色々と手っ取り早いんだろうなと分かっているつもりだが、冬だからか馬力が出ない。

焦らず、受け入れて、ボチボチやっていく。

果樹やハウスがあるパドックは羊専用。草が青々と伸びていて、羊たちも嬉しそう。

茶々(アラパワ・♀)が後ろ足を引きずっていた。

明日、菜生ちゃんと蹄を確認。

Geminiさん(AI)に尋ねると、様子を見て、蹄を削ったり、消毒を施したりといったことが必要かもしれないとのこと。

色々と知らないことが沢山。

ただ、放っておけば良いってことではないらしい。

アラパワ種は野生に近いから丈夫ということだが、だからといって全く手がかからないということでも無いらしい。

ニュージーランドの不動産の分類にはLifestyle Blockというカテゴリーがあり、我々はそういったカテゴリーの不動産を購入して住んでいる。

いわゆる自給自足を指向する人たちに人気のカテゴリーだ。

日本で言う田舎暮らし物件に近いのかもしれない。

農場を営んでいるつもりは全くなかったが、ちょっと前に日本からの友達が我が家に泊まった時に「農場を営むこと」について尋ねられて、あぁ確かに日本から来たらその様に見えるよなぁと認識。

こちらで農場(Farm)といったら数百〜数千ヘクタール規模になるので、自分が農場主(Farmer)という感覚が自分にはなかった。

近所にはFarmerや僕らと同じ様なLifestylerが住んでいる。ちょっとずつ分かってきたのだが、ずっとここで暮らしている地元の人ももちろん沢山いるが、それと同じくらい、もしくはそれ以上に、子育てを理由に都市から移ってきた家庭も多い。

日本でも、ニュージーランドでも、きっと多くの国・地域で共通で「どこでどうやって子育てしたいか。」と子を持った親は考え、その中で一定数は田舎で伸び伸びと自然を感じながら子育てしたいと考えるんだと思う。(最近は野生動物で子育てのために移動する動物たちに親近感を感じる。)

もちろんそれとは異なり、都市に住み、いわゆる進学校に子どもを通わせたいと指向する親もいる。

本当にそれぞれだ。

有難いことに、好きなように暮らさせてもらっている。

最近、ますます思う。

もっと好きなように暮らしたい、暮らしたら良いんだ。

きっと環境がそう思わせてくれているんだと思う。

ニュージーランドのその辺が凄い。
(好きなように暮らしている人が多い。)

僕はノミの逸話が好きだ。

ノミを箱に閉じ込めるとその天井の高さでしか、跳ねなくなる。

低くしか跳ねなくなったノミを、箱の天井をとっぱらい、高く跳ねるノミと同居させると周りのノミに合わせてそのノミも高く跳ねるようになる。

真実の程は確認していないが、そんな事はあるだろうなと思う。

自分自身、どんな環境に身を置くか。

それは子ども自身も、他のどの人もそうだろう。

自分の心地良いと思える環境に身を置けたら良いなと思う。

6件のコメント

  • MS

    ご返信ありがとうございます。
    最初の投稿でもメールアドレスを掲載したつもりだったのですが
    もし、こちらの投稿でもメールアドレスがご確認できなさそうでしたら、またお知らせください。
    よろしくお願いいたします。

  • MS

    初めまして。いくつかブログを拝見させていただきました。
    今、カナダに住んでおり、ニュージーランドへの移住を考えています。
    お忙しいところ大変恐縮なのですが、もう少し詳しくお話をお伺いすることは可能でしょうか。
    もし、ご返信いただけましたら改めて自己紹介させていただけますと幸いです。

    • 洋介

      はじめまして。
      ご連絡どうもありがとうございます。
      このコメント欄のページにメールアドレスを記載してもらえたら個別にやりとりが可能です。
      (一般には表示されません。)

      ご都合を合わせて色々とお話出来るのを楽しみにしています。

      • MS

        ご返信ありがとうございます。
        最初の投稿に掲載したつもりだったのですが
        こちらのコメントでもご確認できなければ
        お知らせください。

  • じいじ

    自分の好きなように暮らしていけるのは、本当に幸せで有り難いことだね
    それを共有する家族だったり友人がいて、感じられるだと思う

    良い家族と友人に恵まれているなー(^^)/

    • 洋介

      本当にその通りですね。
      水や空気や健康の様に、当たり前にあるように思えるものと似ているかもしれませんが、本当に家族や友人に恵まれて幸せで有難いです。

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