日々の暮らし

人生万事塞翁が馬

仰々しいタイトルですが、何てことない苗の話です。

今年度の苗作り、苗箱にて作ったのですが、比較的上手くいった12箱を機械で植えて、残ったやつは田んぼの脇に据え置いて補植用にしていました。

「優等生」だった苗たちは広い空間に解き放たれて気持ち良くスクスク大きくなるかと思いきや意外と成長が遅く、逆に田植え時に成長がイマイチで田んぼの脇に据え置かれた「2軍」が田んぼの脇でスクスクと成長して大きな苗になり、補植時には1軍よりも立派に成長していたり。

でも刈り取り時はもしかしたら大体成長が揃っているのかもしれないと思ったり。
写真の手前は購入したもち米
奥が手作りしたイセヒカリ
購入したもち米は田植え時も立派な苗だったし、田植え後も順調にスクスクと成長。
こうして比較するとまだまだ苗作りに課題を感じます。
よくテレビのコメ農家さんとかで、「毎朝お米たちに話しかけるんですよ。そうすると答えが返ってきたりして。」なんて話があって、学生時分は「そんなファンタジーみたいなこと」と一笑に付していましたが、今僕も毎朝補植したり、除草したりしながら「ココの稲は元気がないなー」とか「ここにはコナギが沢山生えているなー」とか「ここは浅い(深い)なー」とか色々と感じながら手当てしていると、何となく稲と会話している気持ちになります。
「僕、米作りが好きなのかもしれない。」とこの前なおちゃんに言うと「え、そうだよ。どう見ても好きでしょ。」と言われました。
誰に何を言われなくても自然とやりたいなと思ってやり続けていることの1つが米作りです。
もう10年選手になりました。
福岡正信さんの「わら一本の革命」を入口に自然農からスタートして今は結局機械を使ったりしながら無農薬無化学肥料でお米作りをしていますが、どんな米作りが良いのかなーなんて思考錯誤です。
結果大衆的な米作りに行き着くのであれば、自分で作らなくても買えば良いんじゃない?ってなるかと思いますが、そこら辺が今の関心事です。
実際今年初めて皆さんと同じように乗用の田植機で田植えして近所の人たちの田植えレベルをまざまざと感じさせられました。
皆さんは本当にキレイに田んぼをされます。
百姓は田舎の景観を作っている!とも思っていて、そういうことを考えるともっとキレイに田植え出来るようにならなくちゃなとも思います。
今日は大学時代は応援団としてスタンドから応援していた長友選手のことや、大学生まで外野手をしていた上原投手の事について考えていました。
人生万事塞翁が馬
一喜一憂せずに淡々と暮らしていきたいものです。

仲良し母子

朝からこちらは苗作り

この前の日曜日は娘3人と一緒に農場をしている友人の家へ。

たまには外に出て色々な刺激をもらいたい。

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