田植え
結婚する前の年から自分主体で田植えを始めて多分今年で11回目の田植えだと思います。
やり始めの時はイノシシやシカにやられたり、不耕起に挑戦して草に負けたり、文字通り泥にまみれながらコメ作りに取り組んできました。
多くの時間を割いて田んぼと向き合ってきました。
しかし結婚して子どもが出来て、徐々にRWB(Rice Work Balance)が変化していき、どういったコメ作りが家族とのバランスが良いのか模索している段階です。
今年の田植えはトラクターや乗用四条植えの田植機を借りて機械の力を借りて取り組みました。
機械はめちゃくちゃ便利で早いですね。
そういった良い側面はもちろんありつつ、機械を導入しようとすると様々なコストもかかってきます。
日本でも2050年には脱炭素社会に向けての法整備も進んでいます。
機会との向き合い方は今後も検討課題です。
現実は日本の99.9%のコメ作り農家さんは機械に依存したコメ作りをしています。
そこにオルタナティブで多くの人に支持されるような農法が開拓されると、そこには新たな価値が生まれることでしょう。
個人的にはそこを目指していけたら面白いとは思いつつ、これからもコメ作りに取り組んでいきたいなと思っています。
我が家が1年で消費するおコメの約2年分を収穫出来る広さの田んぼを今年は作付けしましたが(1反6畝)、友人の息子さん(大学生)と昨日話ししていたら、その家庭は我が家の約10倍の面積を作付けしていて、「田植えだけだったら1日あれば出来る」と言っていました。
プロは違うなーと思いました。
体験田んぼとしては丁度よい広さで、例年この田んぼにもち米を植えて約60キロのもち米を収穫しています。
妹も「田んぼに入るの初めてかも」と言っていました。
「妹がお母さんになったんだなー」と思いました。
苗作りは課題だなー思います。
塩水選をもっとしっかりしたら良かったかな、とか、浸水ももう少し種籾を小分けにしたら良かったかなとか、思いました。
発芽と生育にバラツキが顕著。
機械を使うならば均質化する作業に慣れないとですね。
もち米も少し植えました。(5箱)
上手に苗が出来たら20箱で足りるなーと思いました。
機械は流石に早いですね。
昨年は確か2週間くらい毎朝田植えをしていましたが、今年は午前中で済みました。
田んぼの均平作業を頑張りましたが、まだもう少し高い低いがありますね。
上手に作って、また日々お世話になっている人たちに贈れたらと思います。
目標はイセヒカリ500キロ
ヒメノモチ150キロ
です。
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