38歳になりました。
不思議な感覚です。37歳がとても長く感じました。
とてもたくさん味わった気がします。
1年を振り返って特に何かがあったわけでも無いかもしれません。
・三女の誕生
・結婚10周年
・田畑・山林の購入
・大きな田んぼでの稲作(およそ2年分の収穫)
・キャンピングカーの購入
(パッと思いつくことを書き出してみると意外と色々あったかもしれません。)
誕生日が来る度に最近思うことは、「お誕生日おめでとう」と祝ってもらうよりも「お誕生日ありがとう」と感謝を伝えたい気持ちです。
両親には生み育ててくれてありがとう。
菜生ちゃんには一緒に伴走してくれてありがとう。
子どもたちには家族の一員になってくれてありがとう。
友人にはいつも苦楽を分かち合ってくれてありがとう。
ありがとう ありがとう
です。
2年住んでいたフィリピンでは誕生日の人がみんなを招待しておもてなしする文化でした。
こうやって自然と色々な人にモノに感謝出来て有難いなとつくづく思います。
菜生ちゃんとも話していましたが、人生は選択の連続です。
その時、その時、自分が最善と思える選択を繰り返していくのですが、あの時あーいう選択をしていなければ今の自分は無かったかもしれないし、自分の力が遥かに及ばない何かに人生が一変してしまうこともあるかもしれない。
でも、やっぱりそうであったとしても人生は選択の連続の中にある。
実はそんなに誰も僕の事なんか気にしていないし、注目もしていない(有名人でもないですから。)と思ったら、やっぱり自分の気持ちに正直に生きていきたい。(たとえ有名人であったとしてもそのような人生を歩めたら良いなと思う。)
人間は社会的な動物かもしれない。でも「社会」に自分の人生を規定されたくないなと思うし、価値観も規定されたくないなと思う。(そもそも社会はそこにあるものではなくて、私たちで作っていくものだと最近思う。)
自分がどう生きたいか、自分が何を良しと感じるか、そこの裁量は常に自分の手の中に収めておきたい。
自分の自由を認めてもらう代わりに、相手の自由も尊重する。
自由の相互承認とも言うようですが、そんな他者を尊重しあい、寛容な社会であって欲しいと思う。
たくさんの人間が溢れかえるこの地球(ほし)に住み続けていくのは時に困難を感じるけれど、それでもその課題を捉え、乗り越えていこうとする営みにも面白さを感じる。
いつもいつもなんだかんだありますが、自分の人生を味わっています。
有難い。ありがとう。
父には最近「人生真っ盛り」と折に触れて言われますが、そうなのかもしれません。
最近思います。
幸せは条件ではなくて、感じるもの。
色々ありますが、幸せを感じながらこれからもありたいなと思います。
最近はリビングに置いていた、大きな座卓を撤去し部屋をすっきり広く使っています。
座卓を置いておくよりも、絨毯を1枚大きいのを置いている方がそこにみんなが集まってゴロゴロ出来るかなと、絨毯の購入を検討しています。
色々と店舗に見に行ったりとお出かけもしました。(ちょうど仕事が休みだったので)
子どもたちは学校や幼稚園だったので、陽ちゃんを連れて3人でお出かけ。
こんなことは滅多に無いからと気になっていたイタリアンのお店でランチもしました。
この日は菜生ちゃんはパジャマでお出かけでした。
朝、バタバタバターと子どもたちの事を気にしていたら、どうしても自分の事は後回し。
家を出てから気付いたけれど、「どうする?戻る?」と聞いても「いや、良い」とのこと。
ハートが強いです。
上の写真はお洒落なイタリアンをパジャマで食する菜生ちゃんの図です。
(怒られるかもしれないけれど、一応。記録として。いや、朝は本当にバタバタしますよ、という。)
噂の大きな座卓。
欅の1枚板なのだけれど、子どもたちの歴代の落書きだったり、汚れだったり、僕自身はウレタン塗装もちょっと気に入っていなかった。
家具屋さんに絨毯を見に行くと、お洒落なダイニングテーブルとかもあって。
僕たちの家は、もらい物で生活している節も多分にあるので、今使っているダイニングテーブルも、椅子も全部もらいもの。(だから統一感ゼロ)
なので、ダイニングテーブルも欲しいよね、椅子も。という感じになりました。
僕の中では陽ちゃんが生まれてきてくれて、「メンバーが揃った」感があるので、次のステージに進んだ感じがしています。
これを機にダイニングテーブル一式も揃えても良いかもねという感じになっています。
大学生の時から憧れがあり「いつかは一枚板のテーブルのある暮らしをしたい。」という潜在意識がこの度家具屋さんに行って、ニョキニョキと再度芽生えてきています。
そこでパッと思いついたのが、この行き場を失った上述の欅の座卓。
「これをダイニングテーブルにリメイクしたらどうだろうか?」
(「なんでも作ろうとしなくても良いんじゃない?」という菜生ちゃんの声が聞こえてきていますが。聞いたうえでそっと脇に置かせてもらっています。)
電動カンナで表面を削り、木口面はやすり(インパクトに装着するタイプを使ってみました。)で研磨して・・・。
近所の大工さんに電動カンナの使い方を伝授してもらいました。
本当に不思議なんですが、同じ道具を使っていても仕上がりが全然違う。
確かな腕というものがそこにはありますね。
僕がするとガタガタになってしまうのですが、大工さんがするとスッと綺麗に仕上がる。
面白いものです。
この電動カンナを使いこなせたらまた幅も広がりますね。
サンダーをかけて、オイルフィニッシュして、足を付けて・・・とやっていきたいです。
無事に我が家のダイニングテーブルに採用されるでしょうか?
大きな機械が無くても出来ることはある。とちょっと光を感じています。
手道具を使うグリーンウッドワークも最近興味がある。
あぁ面白い事ばっかり。
「床の色が気にくわない。」と菜生ちゃん。
「本当はナチュラル系の色が好きということに気付いた。」
「私がしたい暮らしはなんだろう?」
「ワンルームマンションに住みたい。」
「したい。」という想いにあまり蓋をせずに出来ることは果敢にチャレンジしていこうという事で、サンダーを購入して、床の塗装を取っています。
無垢の色の床にしたいと思っています。
色々と試行中ですが、そんなんも面白い。
結婚して10年経ったし、これをきっかけに(言い訳に)色々とやってみたり、変えてみたり、挑戦してみるのは良いことかもしれないと思っています。
子どもたちはどんどん大きくなりますね。
僕の身体はもうこれ以上大きくなりませんが、(体重は8キロ減った。)子どもたちと一緒に僕もまだまだ成長していけたら良いなと思っています。
今後とも家族ともどもよろしくお願いします。