お姉ちゃん としご 双子
楓ちゃんは野ちゃんより2歳7か月お姉さん。
野ちゃんが起きた時、泣いているとき、一番に気にして駆け寄っていくのが楓ちゃん。
抱っこしようとしたり(最初の頃はヘッドロックのようだったけれど、最近わきの下に手を通して抱っこしようとする。)、手をパンパン叩いてあやしたり(泰ちゃんの真似)、おっぱいをあげようとしたり(お母さんの添い乳の真似)。
楓ちゃんと同じ年の子を見ると、その違いに驚いてしまうことはしばしばだが、楓ちゃんが並みの発達をしていたら、今とはだいぶ違う生活模様だろうねと菜生ちゃんが言う。そう言われて僕もそうだろうなと同意する。
ちょっと前までは「まるでとしごのようだ。」と菜生ちゃんが言っていたが、野ちゃんは最近歩くようになった。
歩くようになったら、歩くのが楽しいみたいで、ハイハイする姿をあまり見なくなった。
歩くだけではない、「バイバイ」と手を降ったりする。僕が電話で話していて、話し終わるタイミングで傍らにいた野ちゃんが「バイバイ」と言ったりする。
ベビーサインもするようになってきた。楓ちゃんの真似をして「シャボン玉」のサインをする。その他にも「もう1回」とか「茶々(お水ちょうだい)」とかもする。「ありがとう」とか「いただきます。」もする。
サインだけでなく、発語したりもする。帰宅すると「おかえりー」と言って迎えに来てくれる。「おっぱい」と言って指さしもするし、「はい。」って返事もする。
「そのうち楓ちゃんに追いつくよね。」と夫婦で話していたが、その日はそう遠くない未来に来そうだ。
遊びも一緒におままごとして盛り上がったり、お歌のオモチャで盛り上がる。
楓ちゃんはホントに特別だ。
楓ちゃんが家にいることで、感じることや考えることが沢山ある。
それらは楓ちゃんみたいな子がいない家庭の人がなかなか考えなかったり感じなかったりすることだと思う。
肌感覚でそういう経験が出来るのは稀有なことだと思う。
楓ちゃんの両親もそうだが、兄弟もなかなかな経験をさせてもらっているんじゃないか。
良い悪いじゃないけれど、色々な事を共に共有できる僕たちはチームなんだろう。
どんなお父さん・お母さんになるのかな。
どんなお兄さん・妹になるのだろう。
いつまでも仲良くありたいというのが、ありきたりかもしれないけれど父の願いです。
楓ちゃんは朝起きて、ご飯を食べると「さて、プールに入るか。」という風に「パチャパチャ」とサインをし、服を脱いでいそいそとプールで遊び始める。
最近の彼女のブームはシャボン玉。プールに入ってシャボン玉で遊ぶというのがルーティンのようになっている。
そしてひとしきり遊ぶと砂場に行って遊ぶ。
マイペース。
自分を持っている。
主体的。
今日から彼女は夏休みが終わって幼稚園が始まりました。
川で裸で遊んだり、寂しくなってシクシク泣いたり、フィールドに着いて早々おにぎりを出して食べたり、シートを広げて昼寝したり・・・という過ごし方だったようです。
帰ってきてからはご機嫌でした。
昼寝しているはずなのに、8時前には寝ました。
幼稚園で色々な刺激を受けていることでしょう。