自然観
新田の檻に小鹿がかかった
朝1本の電話がかかってきて、この小鹿の始末を任された
檻にかかったシカの始末はしたことが無かった。
頭を叩こうにも金網があってたたけない
檻の中に入っていくのは小鹿とは言え、ためらわれる・・・
先輩猟師さんに相談
「そりゃ槍を使うのが一番じゃ」
槍を持っていなかった僕は結局槍をその猟師さんに借りることにした。
「猟師が槍も持ってないじゃ話にならん」
とお叱りの言葉を戴きながら
夕方、仕事を終えて始末に向かう
菜生ちゃんが「自分でも仕留めてみたい」と最初言っていたが、今回は僕がした
前回同様、息絶えるまでの数分は長く感じる
菜生ちゃん(泰ちゃん)も初めて立ち会う
命をまさに戴くその体験は多く感じるものがあったみたいで、その晩は2人で命を戴くことや、自分たちのライフスタイルについて語り合うことになった。
自分が大事にしたいと思えることに、もっともっと正対しながら生きていきたい。
そういうライフスタイルにちょっとずつでもシフトしていけるように普段から気をつけていきたい。
最近益々、そんな想いが募るのです。