里山暮らしが好き
僕自身は東京生まれ東京育ちでいわゆるシティボーイです。
だいぶこちらでの生活も長くなり、こちらの感じに馴染んできたので「出身は東京です」っていうと「えー全然そんな感じしない!」とだいぶ垢抜けてきたかもしれません。
大学時代に、家賃0円の田んぼ畑付きの古民家を一棟借りて、仲間と一緒に過ごした数年間のあの時間が振り返ってみても楽しく、当時電気代の請求が月に1200円で、それを仲間4人で頭割りして月々の固定生活費が300円だったのが衝撃でした。(水は井戸水でタダ。食べ物は基本的に自給。)日本の過疎地はきっと概ねそんな感じで、こんな生活もあるんだなとひとつの大きな気付きでした。
高校時代までは東京で過ごし、スーツやネクタイを締めて満員電車に揺られて出勤する大人を眺めては憂鬱になったりもしていました。
大学時代に色々と有機農家さんなど素敵に農的な暮らしをしている人のところを訪れては、作業を手伝う代わりに宿やご飯を提供していただき、色々な暮らしに触れることが出来ました。
「作業の後お腹が空いていて」ということや「作業した人と一緒にご飯を食べる」とかそういった要素もあったのだと思いますが、とにかくそんなところで食べるご飯がとても美味しかったことは印象的です。
何か特別な調理をしているわけではなく、シンプルに塩だけで野菜を炒めたり・・・とかそんな料理なのですが、それが最高に美味い!
気付けばそんな暮らしに憧れていました。
ふと、そんな約20年前を振り返り、今の生活の原点の様にも感じています。
実は、子育てであったりのバランスをみて、畑や田んぼとの付き合い方について立ち止まり考えている今の我が家ですが、それでも僕はこの日本の里山の生活はとても豊かで、自然がすぐ身近にあり、時に山に入ったり、田畑から自然との繋がりを感じたり、自分もこの自然の繋がりの一部なんだと実感しながら暮らしています。
本当は、最近息子と「買って良かったもの」について話したことについて書こうかと思ったのですが、書き始めたら何故か昔のことが思い出されてこんな書き出しになってしまいました。
買って良かったもの5選(僕の視点で)
・家
・薪ストーブ
・軽トラック
・チェーンソー
・炊き風呂
パッと思いつくのは、やっぱりこういう暮らしがしたい!と思った時にとても必要なものになってきます。
田畑のある暮らし
火のある暮らし
最近近所の友人から「薪要りますか?」と声をかけてもらい、譲り受けてきました。

チェーンソーでワーっと玉切りして、毎朝ちょこちょこと薪割りをしていますが、薪棚がいっぱいになると何だかとても豊かな気持ちになります。

農繁期はやることがたくさんあって気忙しいですが、稲刈りが落ち着くと、段々と日も短くなり、夜も朝もゆっくりになってきます。
朝、家族がまだ寝ている時に薪ストーブに火を入れて、朝の読書や作務に取りかかる時間が何だか贅沢な気がしています。
なるべくお金を使わずに生活することを志していた学生時代〜で、「薪も買ったら負け」という独自ルールで10年くらい過ごしてきましたが、段々と気持ちもシフトしていき、最近はプレカット工場の端材(スギ・ヒノキ・マツ)を購入させてもらったりして薪棚に積んだりもしています。
色々バランスですね。
稼ぐ力が最近のテーマです。
良いものに対してはお金を使っていけるように、自分でもしっかりと稼いで色々な良いものを回して行けたら面白そうだなと思っています。
世界を広げて行きたいです。