雑感

アイデアを思いつくのは馬の上、床の上、便所の中。だったっけ。

写真を使わない雑感シリーズ。

誰の為と言うでもなく、主に未来の自分が読み返したときに今の気持ちを思い出す為のマイルストーン的な記録。

ニュージーランドの地に子ども達と降り立って、丸2周年というその日、僕は風邪をひいて仕事を休んだ。

その前日の夜は、家にあるゲストルームに隔離され、ひとり夜空を眺める。

明日の事や仕事の事から離れて、静かに長時間空をぼ~っと眺めるのは久しぶりだったように感じる。

僕が子どもだったときと比べると信じられないくらいの数の衛星が地球を周っていた。

時代の進歩を感じると共に、ゲストルームの窓から見える満天の星空、田舎は確かに不便なこともあるけれど、やっぱり田舎に引っ越してきて良かったなと、静寂の中、夜空を眺める。

そしてこんなぼ~っとした時間は意外にもとても大事だなと感じた。

20年前の大学生の時も、そして今でも自給自足的な暮らしに憧れている。

学校の先生は生きていくための手段として当時から何となく半農半教師みたいな暮らしを続けてきた。

でもやっぱりコアに好きなのはただ生きるということにフォーカスした生の営みなのだろうと改めて気付かされた。(たまには風邪をひいてベットでぼ~っとするのも悪くないとさえ思えた。)

ニュージーランドに引っ越し!ってなったときに、ただ日本国内を引っ越しするくらいのノリでスタートしたのだが、走り始めると住むための審査(ビザ)が大事!という現実にまざまざとぶち当たる。

自分が何者で、如何にニュージーランドに貢献できるかというのを突きつけられている様な感覚で、僕と妻とそして当時のビザアドバイザーさんと相談して、僕の教師としてのキャリアで移住にチャレンジしてみましょう、ということでスタートして今に至る。

当時妻と話していたのは、「じゃあ、取っ掛かりはそれとしても、もし順調に永住権が取れたら菜生ちゃん(妻)が個人事業主としてビジネスを展開してそれで暮らしていけるような、そんな暮らしにシフトしていきたい。」と話していたのを思い出す。

(ニュージーランドは世界一起業しやすい国とのこと。)

そんな気持ちもムクムクと蘇って来て、今日妻の名義で個人事業主登録を済ませる。

(本当に簡単!ニュージーランドはライフワークバランスは世界で上位、起業のしやすい国というデータを身を持って感じています。税制にしても、行政手続きにしても何でも分かりやすくてシンプルなのがニュージーランドで気に入っている点。)

業態は「Self-employed/ Solo trader」という枠組みで最初は幅広く構えていきたい。

日々の暮らしを「ビジネス」にしながら、将来的にはそれでボチボチと暮らして行けるようになるというのが目指したい領域。(簡単で無いのは分かっているつもりだけど、目指すに値する領域だと思っている。)

まだ具体的な収益事業は無いけれど、最初は鶏の卵を家先で売るところから始めても良いんじゃないかと思っている。

(まだ鶏4羽しかいないけれど・・・)

小さく産んで大きく育てる。

日本にはいつ帰国するのか、とか良く分からないけれど、今を精一杯生きながら、何となく日本との距離感もそのうち見えてくるんじゃないかなと楽観視している。

先の事は良く分からないけれど、今の倍生きるとしてあと42年(84歳)、その頃には下の子は46歳。

ボチボチと末永くやっていきたい。

何かに依存し過ぎない暮らし、でも沢山のものに依存しながら暮らしていきたい。

肩肘張らずにのんびりと構えてやっていきたい。

そんな折に職場から来年度の意向のアンケートが送られてきた。

「週4日くらいで働く形に興味をもっています」と回答。

来年度の先生の仕事はどんな形になっていくのだろう。

妻と相談したら「週3日でも週2日でも良いよ!」とのこと。

何だか、人生のどのステージでもそうだけれど、妻のその何が分かっていて何が分かっていないのか分からないけれど、その根拠の無い自信に救われる気持ち。

日本では正規雇用と非正規雇用みたいな形で、非正規雇用は何となく不遇な感じだけれども、ニュージーランドでは週に3日、4日だけ働くという形も珍しくなく、給与体系とかも単純に4/5とか3/5みたいな感じ。

パートタイムで働くというのは、日本で経験したことはあるけれど、ニュージーランドでは経験無し。

もし希望通り週4日勤務になったら嬉しいなと思うけれど、そうならなかったとしても現実を受け入れて精一杯生きていこう。

と、そんな風に思った丸2周年の夜。

この週末は2週間前に産まれた仔牛を見に行く予定。

乳離したら我が家に迎え入れる予定。

写真の無い、雑感シリーズでした。

2件のコメント

  • じいじ

    確かに菜生は昔から自信満々だったなー
    私自身も何か本当に困ったことがあればご先祖様が助けてくれると思っている

    すごいでしょ

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