日々の暮らし

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家の洗面台から水が漏る

ちょっとパッキンか何かが劣化して・・・と軽く考えていました。
まだ普段の勤務もあったし、いつもの水道屋さんに連絡してちゃちゃっと直してもらおうということになったのですが、水道屋さんに診てもらうと、シャワーのホースのところが劣化して水漏れとなっているとのこと。

原因は分かって簡単なことだったのだが、では修理・・・となるとこの部品を購入するとなると5万円という風に言われた。

そもそも洗面台自体が菜生ちゃんが道に落ちていたものを拾って(持ち主さんと交渉して1000円で譲ってもらった。)きたものなので、それを5万円をかけて部品を買って・・・という風には到底思えなくて、では新しいものをホームセンターなどで購入したり、また洗面台が落ちていないか近所を捜索して・・・なんてことも考えましたが、今ある洗面台を捨てるのも勿体ないということで、部品を自分たちでなんとか作ろうということになりました。

この伸縮する金属部分を同じ径のゴムホースなんかでも良いんじゃないかということで、ホームセンターで100円でゴムホースを買ってきて付け替えました。

ゴムにすることで伸縮しなくなったり、水量を多くすると接続部分から若干の水漏れが確認できたりするのですが、まぁとりあえず良し!ということになり一件落着。

自分たちで頭(Head)と心(Heart)と手(Hands)を動かしやるのは良いことだ。
壊れたら買えば良いじゃん。
お金で解決することは簡単なことかもしれませんが(簡単にお金で解決できる経済力はありませんが)、お金を使わずにしようと思ったら見えてくる景色は確かにある。

子どもと一緒に不便を楽しめたら良いなと考えています。
子どもが巣立って老夫婦2人の生活になったら便利な生活をしようかな。

20代の頃にお金・身分証明書・携帯を持たずにおにぎりを握って大阪目指して歩いてみようと思い立って歩いたことがある。
お金がそもそもないことによって物理的には同じ風景も違って見えてくる。
選択肢が限られ行動がとてもシンプルになる。
普段使わない思考を使うようになる。
その感覚は今でもたまに思い出す。

昨日から夏休みになりました。
夏休みに入った日から台風が上陸。
何事もなく過ぎ去ってくれればと思うのですが。
大きいプールがやってきました。
外の庭に出すとそれほど大きさも気にならなく、家族でゆったりと水遊びが出来ます。
我が家に冷房はありませんが、川やプールで涼めたら良いなと思います。
昨日は町営のプールに家族で行ってきました。
みんな水が大好きです。

毎朝、たくさんの野菜・果物が採れます。
今は良い時期ですね。
すぐそこに食べ物があるっていうのは安心感です。
4年前に植えたブラックベリーがホントによく採れます。
手間がかからずにたくさん実がなるので、良いことです。
理想的だなと思います。
他の食べ物もそのように栽培採集出来たら良いのに。

菜生ちゃんとNHKの番組で2年前の相模原の障がい者殺傷事件についての番組を見ました。
「社会に貢献できない人は生きていく価値が無い」
植松被告の言葉
娘がダウン症ですが、障がいのある人とも楽しく毎日を紡げたら良いなと一父親として思います。
娘も周りの人と楽しい毎日であったら良いなと願います。
よくよく考えたら障がいのあるなしに関わらずみんなが楽しい毎日を送れる社会であったら良いのですが。

番組では被告の言葉に同調する派と反対する派が出てきて面白かったのですが、社会学者さんの言葉で「社会の成熟とはきれいごとと言われるようなことを実現していくこと」と言われていてスッと腑に落ちる思いでした。

楓ちゃんが生まれてきてくれて、僕の世界もとても広がりました。
1日1日彼女と生活する中で感じるものが沢山あります。
彼女を通じて見える社会に希望も課題も見えてきます。
仲間の輪を広げながら共に人生を歩んでいきたいです。

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