何を知らないのか知らない
新しい土地、国に移り住んで2年半。
まだまだ「知らなかった!」という事が時折出てくる。
RUC(Road User Charges: 道路利用者賦課金)というものがニュージーランドにある。
日本でも時折「走行距離課税」の議論が出るが、それに類似したものだ。
(日本の田舎のモータリゼーション社会に住んでいるとそんな課税されたら直に生活に打撃が・・・。と感じるあれだ。)
ディーゼル車とEV車に課されるもので、事前に1000キロ単位での購入が求められる。1000キロで約76ドル。
年間1万キロ走るとしたら約760ドル(約7万円。)
事前にそれを課金して、届いたラベルを自動車のフロントガラスに貼っておかなければならない。
例えば警察にメーターをチェックされて、そのラベルに書かれている走行距離(事前購入分)より実メーターの数字が多いと罰金の対象になる。
先日、すごく久しぶりにスピード違反で警察に止められた。
(日本と比べるとスピード違反に対するチェックが厳しいように感じる。)
前回止められてから、もう捕まらないぞと誓いを立てたものの、道路工事中の50キロのところ(本来は100キロ道路)を70キロで走行していたみたいで止められてしまった。
前の車に合わせて走っていたので、いつの間にか後ろにパトカーがいて停車を指示されたときは面食らってしまった。
そう、その時にこのRUCの罰金も同時に発生してしまったのである。
スピード違反で120ドル、RUCの違反で200ドル。
痛い。
こういったことを移住してから何度か経験している。
知らないが故に被る不利益、「最初は色々と勉強代だね。」と菜生ちゃんと慰め合いながら、ちょっとずつニュージーランドの暮らしに慣れていく努力を重ねています。
因みにニュージーランドは精製された燃料(ガソリンやディーゼル)を韓国、シンガポール、マレーシアから輸入しているのが現状です。
2022年までは原油を輸入して国内で精製していたのですが、国内精油所は閉鎖されました。
(逆に?)電気は約85%が水力や地熱などの再生可能エネルギーで賄われています。(原発はゼロです。)
ニュージーランドと電気自動車の相性はとても良いんじゃないかと考えている今日このごろです。
近年ガソリン車からEV(電気自動車)への移行を加速させるため、ガソリン税を廃止して、RUC一本化するというような議論も進んでいる様です。
TOYOTA自動車と出光興産が共働で開発している(日本政府もバックアップしている)全固体電池を搭載した車の登場も期待したいです。(2027年〜2028年にかけて実用化を公表しています。)
1回の充電で1000キロ走行できるというのは凄いです。
色々と社会課題が山積している状況で知恵と技術で人々をワクワクさせるようなそんな姿がカッコいいです。
ニュージーランドは確かに人口規模が小さくて、産業もあまり無い、田舎国かもしれませんが、田舎国だからこそ切れる舵もあるだろうなとも感じます。
今ニュージーランドでは沢山の人々がオーストラリアに流出してしまうというのがよく耳にする話題です。
オーストラリアの方が、賃金が高くて、リビングコストが安くて・・・なんて話は有名です。
どこに居ようが、色々良いこともあったり良くないこともあったり。
どこに居たとしても幸せを感じる力を養っていきたいです。
確かにニュージーランドに来た当初はリビングコストの高さ(日本と比べての物価の高さ)に恐れおののいていました。
だんだん暮らし慣れてくると、暮らしに工夫も生まれてきます。
今日は1個2ドルのかぼちゃを家族で美味しくいただきました。
最近は小さめのとうもろこしが1個60セントです。
畑をし始めてから野菜自給率も高まってきました。
今年は過去最高にズッキーニが好調で、2株から大量のズッキーニを収穫することが出来ました。
大豆を買ってきて、納豆を作って食べる(畑のネギと紫蘇を刻んで生卵を合わせて)というのも流行りです。
日本にいたときは家族で町に出たついでに外食っていうのが楽しみの1つでしたが、こちらでは外食は高いです。
でも、ピザ屋さんのピザだったり、フィッシュアンドチップスやベーカリーのサンドイッチやパイだったり、比較的安価でみんながお腹いっぱいになる外食も分かってきました。
段々と未知だったものが既知に変わってきています。
ちょっとずつですね。
分かってしまえばあとは上手に折り合っていくだけです。
今日は文章だけ。
旬の野菜は美味しいし、安いし、身体に良い。
旬のものをなるべく食べて生きていこう。
今年は果物も沢山採れた。
