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やっぱり田舎暮らしが面白い

あぁ 英語が難しい
日本語だったらもっと簡単なのに!と思うことはやっぱりままある。

日本語でもそんなにお喋りな方じゃ無いけれど、それでも伝えたいことを言葉で精度良く伝える力はあると思う。少なくとも英語よりは。
日本語の力を10としたら英語は7とかくらいなのかもしれない。
日常生活で困ることはほとんど無い。
でも学校で「先生」ってなると「あぁ、日本語だったらもっと丁寧に表現できるのに」って悔しい思いをすることがある。

「悔しいと思ったら、また強くなれる」

とはW杯のメンバー選考で落選した時の中村俊輔選手の言葉の様です。
また強くなることを目指して、僕も腐らず力をつけていきたいなと思います。

ウシは凄い勢いで草を食べます。

草ボウボウだった箇所もすっかり草がなくなりました。
そして木の幹をかじったり、ハウスのビニールトタンを壊したり、悪さをするので裏の放牧地に移動させました。
この木はバラ科の何かだったと思うけれど枯れてしまうかもなぁ。
次からはヒツジなどもう少し大人しい動物を放そうと勉強になりました。

それでも草がモリモリの放牧地に牛たちを連れて行くと彼らが嬉しそうなのでこちらも嬉しい気持ちになります。
智頭暮らしで草刈りに追われていた身からすると、伸びた草を動物たちが食んでくれているのを見るだけでそれだけで幸せな気持ちに。

それにしても単に「ウシ」という単語も、英語だと年齢や性別によって実に様々な呼び名があって、それだけでウシが暮らしの身近にあった民族なのかなぁとも感じます。

例えば、

出生直後はNeonate
授乳中はSuckling calf
離乳前はMilk-fed calf
離乳後はCalf
1歳前後はYearling bull(雄牛)、Yearling heifer(雌牛)
2歳未満で去勢された雄牛はSteer
出産経験の無い若い雌牛(2歳未満)はHeifer
成牛(2歳以上の雄牛)はBull(繁殖用)Ox(去勢された労働用)、Cow(出産経験のある雌牛)
高齢の雌牛はCull cow(繁殖終了後)
肉用と分類される成牛はBeef cattle

など。
とてもとてもまだ覚えられない。
知らないことが沢山。

先日初めて、遠くからウシと目が合い、向こうから「モーゥ」と声をかけてきました。
何かな?もしかして水かな?と思って水桶を覗くけれど水はたっぷり。
まだ何を言っているのか理解出来ないけれど、なんとなく心の距離が縮まった瞬間でした。
長女は僕よりも頻繁にウシと交信しているような、そんな感じです。
身近にウシがいる暮らしが何だか新鮮で楽しいです。

そんな風にウシとの暮らしを楽しんでいると先日同僚の先生から「ウシやヒツジの内臓が欲しい人はいるか?」と全職員に向けてメールが。
すかさず反応すると、ウシの心臓を翌日いただきました。

重さにして約1.3キロ。
ニホンジカの心臓が約300〜600グラムだったことを思うと、だいぶ大きいです。

捌くのも、銃の免許があれば自分で撃って家のガレージで捌いてもOKなのだそう。
まだ現場を見学したことはありませんが、同僚の先生なんかは自宅でヒツジやウシを捌いているそう。

そういう専門家にお願いするのが一般的なのかなと思っていたからそれも目からウロコ。

智頭では、よく「消防(地域の自警団的な)」でホルモンうどんなんかを作って食べていたなぁなんて事を思い出すと、ホルモンとかにも挑戦してみたい。

ニワトリさんはせっせと草を食べてくれて、ボウボウだった場所もここまで落ち着いてきました。
僕も時間を見つけては場内の環境整備(朽ちた小屋の解体だったり)をしてだいぶ落ち着いてきました。
また時間を見つけては新しい小屋を作ってあげたいなぁとも思うけれど(もしくは既存の小屋をキレイにしてあげるとか)。

産卵数が落ちたので、地域のホームセンターで鳥の餌を購入して与え始めたら産卵数が戻りホッとしています。

智頭のときは「餌は買ったら負け」なんてストイックにやっていた時期もあるけれど(小米やおからなど)、まぁあまりこだわらず足りない分は購入してぼちぼちとやっていきたいと思います。
台所から出る生ゴミがニワトリさんのところに行くだけで僕の心はだいぶ平穏です。

学校で生徒と行っている外来種のナマズの駆除ですが、今までは穴を掘ってスコップでグサグサと差しながら、「肥料」として埋めていましたが、今年からはその場で活け締めしてなんとか食用として活用できないものかなと考えています。

先日今年はじめて行ったので、捕れたナマズを現場で活け締めし、家に持ち帰り実験調理(揚げて)してみました。
今度は学校で一緒にしても良いかなとも思うのですが、「万人ウケ」するような味にもっていかないと広がらないのかなぁとも思うので、改善が必要です。

フィリピンの時に食べていたナマズ(Pantat)の味を思い出しました。
決して不味くは無いのですが、慣れないとちょっと泥臭さを感じてしまいます。

それも最近の課題の1つ。

先週は毎日ポッサムが捕れました。(7匹)。

ただ処分して埋めるのも何だかなぁと心がざわついたのでせめて樹木葬にと思い、家の脇の斜面に果樹(イチジク)を植えてその脇にポッサムを埋葬しています。

先週は毎朝日課の様にポッサムを「処分」して埋葬していました。

きっと周辺に沢山いるので罠を仕掛けたら沢山捕れるのでしょう。
もう少し心に余裕が生まれたら、皮を剥いで毛皮にしたり、肉はニワトリさんに回したりとしたいと思うのですが、なにぶん今はちょっとそれほどのゆとりがありません。

家の前の庭木が気になり選定を試みていたり。
そういえば智頭でも近所のおじさんたちがこのマシンを携えて庭木を整えているシーンをよく目にしたな、と思い出したり。

田舎暮らし丸出しです。

長男は「サッカーがしたい!」と今年は町の選抜チームのセレクションにチャレンジしています。
何か好きなことがあるというのは良いことですね。
周りがみんな上手くて楽しい!
とのこと。

確かに環境は大事ですね。
セレクションに合格して上手いチームメイトと研鑽を積む機会を得られたら良いなぁと願っています。
(親としては送迎が大変というのもありますが。練習とか試合とか。)

そんなこんなしていたらあっという間に時間が過ぎていきます。
Fun Busy
ですね。

日本にいるときは息子の誕生日くらいから春の兆しを感じていました。
ということは、こちらではだんだんと秋の気配を感じ始める頃でしょうか。

田舎暮らしを始めるとそういった季節感にも敏感になっていくのかなと思っています。

やっぱり田舎の、自然を感じられる環境が好きです。

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