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ウシのいる暮らし

元気です。

田舎暮らしを満喫中です。
通勤が車通勤になってしまったり、息子が「スポーツしたい!」と思っても身近に参加できるスポーツチームが町のそれと比べると制限があったり(選択肢が少なかったり)、田舎暮らしのメリット・デメリットについて夫婦で感じ考える時間が増えた今日このごろかもしれませんが、それでも僕個人的には圧倒的に町暮らしよりも今の田舎暮らしが楽しい。やること、やりたいことが山のようにある。忙しい!笑

多分、親が一番楽しんでいる。
それなりに子どもたちも楽しんでくれていたら良いなぁと思うけれど、子どもが4人いたら感じ方はそれぞれなんだろう。
それでも、日本でもそうだが、広々とした敷地に隣、近所さんに気を使わずに大きな声を出せるというのは、それだけで子育て世帯にとってはストレスが少ないと思う。

やっていることは智頭にいたころと本当に似ている。
家の周りをポッサムがウロウロして、糞尿を撒き散らしていて困っていたり、庭のブドウの葉っぱや野菜苗の葉っぱを食べて困っていたり、だから罠を仕掛けてみるも逃げられたり、なかなか捕まらなかったり。

保育園の保護者さんに「餌はアップルシナモンが良いよ!」と教わってその通りに仕掛けてみたら2日後に捕まったり。
(話題に事欠かない。近所の先輩住人に聞きたいことは沢山ある。)

ポッサムはこちらでは害獣だから駆除対象だが、子どもたち(下の娘2人)にしてみたら「殺すのは可哀想」とのこと。それが本当に正直な気持ち。僕もそうだと思う。人間の都合(毛皮産業)で100数十年前に連れてこられて、今は駆除の対象。ポッサムはただその環境で生きているだけなのにね。その理論で言うと一番罪深い(害獣。「環境」に対して負のインパクトを与えている。)のは人間だと思う。

菜生ちゃんと朝、駆除方法について話していると末娘が泣いて「殺さないで欲しい」と訴えてくる。ポッサムの話、ニュージーランドの生態系保護の話、4歳の娘に話して聞かせる。時間をかけてちょっとずつ話し合いたい。末娘には遠くの山に放してくるね、と伝えて、菜生ちゃんが近くの湖にて溺死させる。袋にはまだ赤ちゃんがいたらしい。いやぁ、本当に生きるってなんだろうなと思う。他者の死なしには私達は生きていけないのだとしたら、本当に日々私達を支えてくれている命に感謝して生きたいなと思える。

昨日は近くにハイキングに行きたいな、というのが両親の気持ちでしたが、子どもたちは乗ってこず、結局家の周りでゆっくりして過ごしました。僕はニワトリ場の整理をしたり、そうこうしていたら昼過ぎに近所の人(我が家に暮らしているウシ4頭を所有しているハリーさん)がウシやヒツジの飼い方のアドバイスに来てくれたり。

ウシ達はこの日新しいパドック(牧柵)に移動してふんだんにある草にご満悦な様子でした。

ウシの飼い方やヒツジの飼い方について少し教わり、ちょっと見通しがついたことも僕の精神衛生を向上させました。

今いる4頭はいつでも潰していい時期にあるということ。
夏に潰したら赤身のお肉。冬に潰したらより脂が乗っているお肉。
やはり2町歩(ヘクタール)の牧草地で永続的にウシを飼育しようと思ったら2頭くらいが最適とのこと。(それ以上だったら干し草を購入したりする必要が出てくるらしい。)
家畜と果樹を両立させたいなと妄想していますが、どうしたら良いかなと構想中。
子どもたちがミカンが大好きだからみかん畑を北側の斜面に作りたいなと思っているのですが、ウシやヒツジがそこに共生していたら面白いと思っています。上手に出来ると良いなぁ。

ウシを一頭潰すと家族1年分のお肉が手に入るらしい。
冬に1頭潰して、春に1〜2頭仔牛を購入したいなと今のところ思っています。
ハリーさんがヒツジを売っている人も探してくれていて、良いヒツジがいたら2頭くらい飼いたい。

ゆくゆくは子どもも産ませてみたいなと思っていますが、それはもうちょっと先の話かもしれません。

息子の誕生日にステーキ肉を買わせて欲しいとお願いしたら、ステーキ肉の他にもソーセージやひき肉やパテも持ってきてくれました。
噂のスーパーで出回っているお肉の4倍は美味しいというお肉。

確かに噂通り、焼いている時に全然ドリップ(水)が出ずに、食べてみても美味しい!
(4倍かどうかは分かりませんが。)
息子は「これが1年間食べられたらマジ幸せ!」と言っていました。

新しい事が多くて面白い。
水の管理の仕方、抜いたほうが良い雑草、永続的な管理の仕方
色々な人生模様があって、それらに触れるだけで面白かったりします。
色んな生き方があるんだなぁ。
今は仔牛はどこでどの様に売られているのか、ウシはどのように潰されてそしてソーセージやパテになるのか、その現場に興味があります。
今度ハリーさんに連れて行ってもらおう。

大学の時に聞いた有畜複合農業の話が面白かったのは覚えています。
ご近所さんに指南してもらいながら自分たちなりに動物たちと関わっていきたいなと思います。

この前の週末は潮干狩り(貝拾い)にも行きました。
前回行ったときよりも水温が高く、海で遊んだり、貝を拾ったりと楽しめました。
日本でよく行う潮干狩りとは異なり、バッと手を入れたらガサッと貝が採れます!
凄い!

そして美味しい。

我が家の(菜生ちゃんの)お気に入りのアクティビティの1つです。

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